襦袢じゅばんの裾すそに 蛍ほたるが止とまる
止とまる蛍ほたるが 盆ぼんを呼よぶ
抱だかれて熱あつい 熱あついこの身みを
あんたもいちど 抱だき締しめて
惚ほれちょるばい 惚ほれちょるばい
あの世よへ逝いっても 惚ほれちょるけんね
あ…あんた あ…あんた 盆ぼんに来こい
おどま盆ぼんぎり 盆ぼんぎり
盆ぼんからさきゃ 居おらんど
早はよ来きておくれ 八代湾やちろわんの
波なみにきらめく 不知火ひだるいは
迎むかえ火びなのか 夢幻ゆめまぼろしか
生いきる女おんなの 命火いのちびか
惚ほれちょるばい 惚ほれちょるばい
情なさけも焦こがれて 惚ほれちょるけんね
あ…あんた あ…あんた 逢あいに来こい
惚ほれちょるばい 惚ほれちょるばい
あの世よへ逝いっても 惚ほれちょるけんね
あ…あんた あ…あんた 盆ぼんに来こい
あ…あんた あ…あんた 逢あいに来こい
襦袢jubanのno裾susoにni 蛍hotaruがga止toまるmaru
止toまるmaru蛍hotaruがga 盆bonをwo呼yoぶbu
抱daかれてkarete熱atsuいi 熱atsuいこのikono身miをwo
あんたもいちどantamoichido 抱daきki締shiめてmete
惚hoれちょるばいrechorubai 惚hoれちょるばいrechorubai
あのano世yoへhe逝iってもttemo 惚hoれちょるけんねrechorukenne
あa…あんたanta あa…あんたanta 盆bonにni来koいi
おどまodoma盆bonぎりgiri 盆bonぎりgiri
盆bonからさきゃkarasakya 居oらんどrando
早haよyo来kiておくれteokure 八代湾yachirowanのno
波namiにきらめくnikirameku 不知火hidaruiはha
迎mukaえe火biなのかnanoka 夢幻yumemaboroshiかka
生iきるkiru女onnaのno 命火inochibiかka
惚hoれちょるばいrechorubai 惚hoれちょるばいrechorubai
情nasakeもmo焦koがれてgarete 惚hoれちょるけんねrechorukenne
あa…あんたanta あa…あんたanta 逢aいにini来koいi
惚hoれちょるばいrechorubai 惚hoれちょるばいrechorubai
あのano世yoへhe逝iってもttemo 惚hoれちょるけんねrechorukenne
あa…あんたanta あa…あんたanta 盆bonにni来koいi
あa…あんたanta あa…あんたanta 逢aいにini来koいi