飛べ!紙ヒコーキ 歌詞 米倉千尋 ふりがな付

ブロック並ならべたような 工場こうじょう見みながら育そだった
コンビナートの谷間たにまから それでも海うみの匂においがした

壊こわれたフェンスくぐれば そこが僕ぼくらの秘密ひみつ基地きち

飛とべ!紙かみヒコーキ 風かぜを切きってどこまでも anywhere
雨上あめあがりの空そら 高たかく突つき抜ぬける空そらへ

坂さかのてっぺん 公園こうえんから 灰色はいいろの高速こうそくが見みえた
海うみに浮うかぶライトが 流ながれてってキレイだった

あの頃ころ あの四角しかくい空そらが 僕ぼくらの世界せかいすべてだった

飛とべ!紙かみヒコーキ 風かぜを切きってどこまでも anywhere
僕ぼくらにはいつも 無限むげんの時間じかんが転ころがってた

時々ときどき電車でんしゃから丘おかの上うえを見みてるんだ
今いまも変かわらない景色けしきだけど みんなはいない…

飛とべ!紙かみヒコーキ 風かぜを切きってどこまでも anywhere
雨上あめあがりの空そら 高たかく突つき抜ぬけて行いけ

いま飛行機雲ひこうきぐもが ビルの狭せまい空そらを横切よこぎった
あの日ひのみんなは 今頃いまごろどうしてるのかな

飛とべ!紙かみヒコーキ 夢ゆめのカケラ乗のせて