澄すみ渡わたる空そらへと 清さやかな風かぜが
心こころ 紐解ひもとくように
遥はるかな日々ひび 棚引たなびかせる
愛あいにつまずいては
互たがいを見失みうしなった二人ふたり
ひとり静しずかに振ふり返かえれば
そっと漂ただよう 切せつなさの波間なみま
時ときが過すぎ去さり いつしか
真心まごころだけが 胸むねの底そこを照てらす
青あおい蕾つぼみゆえの 無垢むくな過あやまち
哀かなしみさえ 愛いとしく
磨みがかれてく 思おもい出でたち
迷まよいの岐路きろに立たち
大事だいじなすべてを手放てばなした
きっと あの頃ころの僕ぼくたちは
確たしかなものを 求もとめてばかりで
何なにも気きづいてなかった
二人ふたりの愛あいが ほどけてゆくことも
あれから君きみは どんな道みちを
歩あるいて 今いまを生いきていますか?
君きみの微笑ほほえみ 変かわらぬまま
凛りんと咲さいていますか?
同おなじ空そら 見上みあげながら
君きみの幸しあわせ 願ねがっている
そして
ひとり静しずかに振ふり返かえれば
そっと漂ただよう 優やさしさの波間なみま
遠とおく甘あまやかに薫かおる
永遠えいえんの人ひと 光ひかる風かぜの中なかで
澄suみmi渡wataるru空soraへとheto 清sayaかなkana風kazeがga
心kokoro 紐解himotoくようにkuyouni
遥haruかなkana日々hibi 棚引tanabiかせるkaseru
愛aiにつまずいてはnitsumazuiteha
互tagaいをiwo見失miushinaったtta二人futari
ひとりhitori静shizuかにkani振fuりri返kaeればreba
そっとsotto漂tadayoうu 切setsuなさのnasano波間namima
時tokiがga過suぎgi去saりri いつしかitsushika
真心magokoroだけがdakega 胸muneのno底sokoをwo照teらすrasu
青aoいi蕾tsubomiゆえのyueno 無垢mukuなna過ayamaちchi
哀kanaしみさえshimisae 愛itoしくshiku
磨migaかれてくkareteku 思omoいi出deたちtachi
迷mayoいのino岐路kiroにni立taちchi
大事daijiなすべてをnasubetewo手放tebanaしたshita
きっとkitto あのano頃koroのno僕bokuたちはtachiha
確tashiかなものをkanamonowo 求motoめてばかりでmetebakaride
何naniもmo気kiづいてなかったduitenakatta
二人futariのno愛aiがga ほどけてゆくこともhodoketeyukukotomo
あれからarekara君kimiはha どんなdonna道michiをwo
歩aruいてite 今imaをwo生iきていますかkiteimasuka?
君kimiのno微笑hohoeみmi 変kaわらぬままwaranumama
凛rinとto咲saいていますかiteimasuka?
同onaじji空sora 見上miaげながらgenagara
君kimiのno幸shiawaせse 願negaっているtteiru
そしてsoshite
ひとりhitori静shizuかにkani振fuりri返kaeればreba
そっとsotto漂tadayoうu 優yasaしさのshisano波間namima
遠tooくku甘amaやかにyakani薫kaoるru
永遠eienのno人hito 光hikaるru風kazeのno中nakaでde