執念深しゅうねんぶかい貧乏症びんぼうしょうが
情なさけねえほど
しみついてる
ボロ着ぎを丸まるめた
枕まくらで眠ねむった
真まっ黄色きいろに錆さびついた
カミソリを畳たたみに突つき刺さし
「夢ゆめ」と書かいて
よじれるほど笑わらった
黒くろいカラスよお前まえは
寂さびしくはないか
銭ぜにだ銭ぜにだと損そんか得とくかで
日ひが暮くれてゆく
俺達おれたちは都会とかいに
群むれをなすカラスだ
わけもないのに
夕焼ゆうやけ見みると
また泣なけてくる
露骨ろこつに人間ひとを信しんじたら
足あしの裏うらで
けっ飛とばされた
公衆便所こうしゅうべんじょに
落書らくがきをした
イラつく夜よるに飲のんだくれ
いっせいに
寝ねぐらへもどる時とき
俺おれはただ一人ひとりで
空そらを見上みあげた
黒くろいカラスよお前まえは
寂さびしくはないか
一心不乱いっしんふらんあの青春せいしゅんに
日ひが暮くれてゆく
俺達おれたちは都会とかいに
群むれをなすカラスだ
わけもないのに
夕焼ゆうやけ見みると
また泣なけてくる
俺達おれたちの行いく先さきは
真まっ暗闇くらやみと
決きまっちゃいねぇ
だけど何なんだか
夕焼ゆうやけ見みると
また泣なけてくる
だけど何なんだか
夕焼ゆうやけ見みると
また泣なけてくる
執念深syuunenbukaいi貧乏症binbousyouがga
情nasakeねえほどneehodo
しみついてるshimitsuiteru
ボロboro着giをwo丸maruめたmeta
枕makuraでde眠nemuったtta
真maっxtu黄色kiiroにni錆saびついたbitsuita
カミソリkamisoriをwo畳tatamiにni突tsuきki刺saしshi
「夢yume」とto書kaいてite
よじれるほどyojireruhodo笑waraったtta
黒kuroいiカラスkarasuよおyoo前maeはha
寂sabiしくはないかshikuhanaika
銭zeniだda銭zeniだとdato損sonかka得tokuかでkade
日hiがga暮kuれてゆくreteyuku
俺達oretachiはha都会tokaiにni
群muれをなすrewonasuカラスkarasuだda
わけもないのにwakemonainoni
夕焼yuuyaけke見miるとruto
またmata泣naけてくるketekuru
露骨rokotsuにni人間hitoをwo信shinじたらjitara
足ashiのno裏uraでde
けっkextu飛toばされたbasareta
公衆便所kousyuubenjoにni
落書rakugaきをしたkiwoshita
イラiraつくtsuku夜yoruにni飲noんだくれndakure
いっせいにisseini
寝neぐらへもどるgurahemodoru時toki
俺oreはただhatada一人hitoriでde
空soraをwo見上miaげたgeta
黒kuroいiカラスkarasuよおyoo前maeはha
寂sabiしくはないかshikuhanaika
一心不乱isshinfuranあのano青春seisyunにni
日hiがga暮kuれてゆくreteyuku
俺達oretachiはha都会tokaiにni
群muれをなすrewonasuカラスkarasuだda
わけもないのにwakemonainoni
夕焼yuuyaけke見miるとruto
またmata泣naけてくるketekuru
俺達oretachiのno行iくku先sakiはha
真maっxtu暗闇kurayamiとto
決kiまっちゃいねぇmatchainee
だけどdakedo何nanだかdaka
夕焼yuuyaけke見miるとruto
またmata泣naけてくるketekuru
だけどdakedo何nanだかdaka
夕焼yuuyaけke見miるとruto
またmata泣naけてくるketekuru