夜よるが途切とぎれた雲間くもまから閃ひらめく
君きみが手放てばなした永遠えいえんを誓ちかう紡つむぎ詩うた
疼うずく傷痕きずあとに触ふれる霧きりが
冷つめたい記憶きおくを呼よび覚さましていく
月つきが心こころを満みたしてくれても
哀かなしみは溢あふれない
痛いたみは ただ重かさねられて
咎とがとなり織おられていく
名前残なまえのこした君きみの指輪ゆびわは
知しらない湖みずうみの色いろに錆さび付ついた
月つきが灯あかりを弱よわめてくれても
真実しんじつは薄うすれない
永別えいべつは ただ有ありの儘ままに
幾重いくえにも織おられていく
夜明よあけに此処ここを離はなれ
僕ぼくは独ひとり歩あるいて行いく
新あたらしい月つきを追おって
変かわらぬ永遠えいえんが もしも在あるとすれば
過去かこの僕ぼくが君きみだけを愛あいしたこと
夜yoruがga途切togiれたreta雲間kumomaからkara閃hirameくku
君kimiがga手放tebanaしたshita永遠eienをwo誓chikaうu紡tsumuぎgi詩uta
疼uzuくku傷痕kizuatoにni触fuれるreru霧kiriがga
冷tsumeたいtai記憶kiokuをwo呼yoびbi覚saましていくmashiteiku
月tsukiがga心kokoroをwo満miたしてくれてもtashitekuretemo
哀kanaしみはshimiha溢afuれないrenai
痛itaみはmiha ただtada重kasaねられてnerarete
咎togaとなりtonari織oられていくrareteiku
名前残namaenokoしたshita君kimiのno指輪yubiwaはha
知shiらないranai湖mizuumiのno色iroにni錆saびbi付tsuいたita
月tsukiがga灯akaりをriwo弱yowaめてくれてもmetekuretemo
真実shinjitsuはha薄usuれないrenai
永別eibetsuはha ただtada有aりのrino儘mamaにni
幾重ikueにもnimo織oられていくrareteiku
夜明yoaけにkeni此処kokoをwo離hanaれre
僕bokuはha独hitoりri歩aruいてite行iくku
新ataraしいshii月tsukiをwo追oってtte
変kaわらぬwaranu永遠eienがga もしもmoshimo在aるとすればrutosureba
過去kakoのno僕bokuがga君kimiだけをdakewo愛aiしたことshitakoto