私わたしは謳うたう快かいなる哉かなと
生いきることを喝采かっさい采さい
道筋みちすじは消きえゆくもの
戻もどりはしない進すすもう
実みのり有あれば涸かれる葩はな
苦汁くじゅう呑のめど潤うるおう咽のど
石いしの上うえにも三千さんぜん年ねん
月つきも日ひも凍こごえる溶とける
連つらなる珠たまのように過去かこ現在げんざい未来みらい
悠久ゆうきゅうの中心ちゅうしんの今いまは未まだ永遠えいえんなり
私わたしは描えがく目めに視みえぬもの
誰だれ知しれず奇奇きき恠かい恠かい
いつかへ注そそがれる
希のぞみ焦こがれて苦くも楽らくも
人ひと産うみしものに果はてはなし
水鏡みずかがみ染しみ入いる空そら
泳およぐ雲くもに浸ひたす足あし
千々ちぢに心こころは千里せんりを駆かけ
風かぜも気きも流ながれる向むかう
沈しずめる指ゆびの間あいだに溢あふれる時ときの砂すな
瞬間しゅんかんを積つみ上あげ明日あしたはまた明日あすを呼よぶ
私わたしは超こえる聳そびえ立たつもの
辿たどる夢ゆめ綺き綺き燦燦さんさん
いつかへ続つづくだろう
移うつり蠢うごめき美びも怪かいも
ああ混まじり合あって境さかいなし
我われらは謳うたう快かいなる哉かなと
現いまに生うまれ爽快そうかい快かい
いつかへ繋つながれる
歌うたい讃たたえよ共ともにあれ
さあ生いきることに悔くいはなし
私watashiはha謳utaうu快kaiなるnaru哉kanaとto
生iきることをkirukotowo喝采kassai采sai
道筋michisujiはha消kiえゆくものeyukumono
戻modoりはしないrihashinai進susuもうmou
実minoりri有aればreba涸kaれるreru葩hana
苦汁kujuu呑noめどmedo潤uruoうu咽nodo
石ishiのno上ueにもnimo三千sanzen年nen
月tsukiもmo日hiもmo凍kogoえるeru溶toけるkeru
連tsuraなるnaru珠tamaのようにnoyouni過去kako現在genzai未来mirai
悠久yuukyuuのno中心chuushinのno今imaはha未maだda永遠eienなりnari
私watashiはha描egaくku目meにni視miえぬものenumono
誰dare知shiれずrezu奇奇kiki恠kai恠kai
いつかへitsukahe注sosoがれるgareru
希nozoみmi焦koがれてgarete苦kuもmo楽rakuもmo
人hito産uみしものにmishimononi果haてはなしtehanashi
水鏡mizukagami染shiみmi入iるru空sora
泳oyoぐgu雲kumoにni浸hitaすsu足ashi
千々chijiにni心kokoroはha千里senriをwo駆kaけke
風kazeもmo気kiもmo流nagaれるreru向muかうkau
沈shizuめるmeru指yubiのno間aidaにni溢afuれるreru時tokiのno砂suna
瞬間syunkanをwo積tsuみmi上aげge明日ashitaはまたhamata明日asuをwo呼yoぶbu
私watashiはha超koえるeru聳sobiえe立taつものtsumono
辿tadoるru夢yume綺ki綺ki燦燦sansan
いつかへitsukahe続tsuduくだろうkudarou
移utsuりri蠢ugomeきki美biもmo怪kaiもmo
ああaa混maじりjiri合aってtte境sakaiなしnashi
我wareらはraha謳utaうu快kaiなるnaru哉kanaとto
現imaにni生uまれmare爽快soukai快kai
いつかへitsukahe繋tsunaがれるgareru
歌utaいi讃tataえよeyo共tomoにあれniare
さあsaa生iきることにkirukotoni悔kuいはなしihanashi