奪うばう勇気ゆうきを捨すてた者ものたちは
寄より添そうこともなく にわかに夜よるは消きえた
いつわりのない優やさしさだけを みせる君きみの仕度したくは終おわり
少すこしだけ春はるが近ちかづいてる気配けはいはするけれど
なにも言いえないで過すぎてゆく 君きみの影かげを見送みおくるだけ
逢あうたびつぼみは焦やかれてく 哀かなしいほど熱ねつをはらみ
白しろく長ながい指ゆび だれかも褒ほめていた
何度なんどかその手てを振ふって 君きみは路地ろじを曲まがる
口くちを開あければ綺麗好きれいずきな言葉ことばが本音ほんねの邪魔じゃまをする
たかが恋こいなのにいつからこんな臆病おくびょうになったの
なにも言いえないで過すぎてゆく 君きみの影かげを見送みおくるだけ
わかっているから涙なみだが落おちる 膨ふくらむ思おもいを飲のみ込こむ辛つらさを
もっと早はやく出会であっていれば なにもかもがうまくいったのか
華はなやかに咲さいて散ちるような 瞬間ときを二人求ふたりもとめている
目めを閉とじ強つよく感かんじている その心こころがそばにあること
なにも言いえないで過すぎてゆく 君きみの影かげを見送みおくるだけ
思おもい上あがりにも似にたような 気持きもちが胸むねであばれている
二人ふたりのはかない行いき先さきを変かえてみようか 裸はだかになって
寂さみしい街まちから連つれ出だして 遠とおい国くにで君きみを抱だきたい
奪ubaうu勇気yuukiをwo捨suてたteta者monoたちはtachiha
寄yoりri添soうこともなくukotomonaku にわかにniwakani夜yoruはha消kiえたeta
いつわりのないitsuwarinonai優yasaしさだけをshisadakewo みせるmiseru君kimiのno仕度shitakuはha終owaりri
少sukoしだけshidake春haruがga近chikaづいてるduiteru気配kehaiはするけれどhasurukeredo
なにもnanimo言iえないでenaide過suぎてゆくgiteyuku 君kimiのno影kageをwo見送miokuるだけrudake
逢aうたびつぼみはutabitsubomiha焦yaかれてくkareteku 哀kanaしいほどshiihodo熱netsuをはらみwoharami
白shiroくku長nagaいi指yubi だれかもdarekamo褒hoめていたmeteita
何度nandoかそのkasono手teをwo振fuってtte 君kimiはha路地rojiをwo曲maがるgaru
口kuchiをwo開aければkereba綺麗好kireizuきなkina言葉kotobaがga本音honneのno邪魔jamaをするwosuru
たかがtakaga恋koiなのにいつからこんなnanoniitsukarakonna臆病okubyouになったのninattano
なにもnanimo言iえないでenaide過suぎてゆくgiteyuku 君kimiのno影kageをwo見送miokuるだけrudake
わかっているからwakatteirukara涙namidaがga落oちるchiru 膨fukuらむramu思omoいをiwo飲noみmi込koむmu辛tsuraさをsawo
もっとmotto早hayaくku出会deaっていればtteireba なにもかもがうまくいったのかnanimokamogaumakuittanoka
華hanaやかにyakani咲saいてite散chiるようなruyouna 瞬間tokiをwo二人求futarimotoめているmeteiru
目meをwo閉toじji強tsuyoくku感kanじているjiteiru そのsono心kokoroがそばにあることgasobaniarukoto
なにもnanimo言iえないでenaide過suぎてゆくgiteyuku 君kimiのno影kageをwo見送miokuるだけrudake
思omoいi上aがりにもgarinimo似niたようなtayouna 気持kimoちがchiga胸muneであばれているdeabareteiru
二人futariのはかないnohakanai行iきki先sakiをwo変kaえてみようかetemiyouka 裸hadakaになってninatte
寂samiしいshii街machiからkara連tsuれre出daしてshite 遠tooいi国kuniでde君kimiをwo抱daきたいkitai