ブリキと銀とウォルナット 歌詞 Galileo Galilei ふりがな付

ブリキと銀ぎんとウォルナットの棚たな
"ハイキヒロバ"で僕ぼくら遊あそんでた
君きみは落おとしたんだ ポケットの中身なかみを
諦あきらめろって もう 聞きき分わけがないな

君きみが帰かえらないなら僕ぼくはここにいるよ
夕立ゆうだちがふってきて 泥どろだらけになっても
君きみが最後さいごまで諦あきらめないのなら
僕ぼくもずっとここで探さがしつづけてやるよ
友達ともだちみんな 帰かえっていって…

二人ふたりになった 汚よごれたスカート
たくしあげて 君きみは泣なきそうだ
ブリキと銀ぎんとウォルナットの棚たな
本当ほんとうはちょっと 嬉うれしかったんだ

それでもその日ひには 結局けっきょくみつからない
泣なき出だした君きみに 僕ぼくは悔くやしくなってた
その夜よるジョンの散歩さんぽで 懐中電灯かいちゅうでんとう片手かたてに
もういちどひとりで 探さがしつづけていたよ
もし見みつからなくても
探さがし続つづけてやるよ
明日あしたもその明日あしたも
探さがし続つづけてやるよ
雪ゆきが降ふってきても
探さがし続つづけていたよ
時ときは矢やのように流ながれて

友達ともだちみんな そして君きみもどこかへ…

ブリキと銀ぎんとウォルナットの棚たな
"ハイキヒロバ"は鎖くさりで閉とじられ
この前まえちょっと 寄よってみたんだ
君きみは泣ないてた
それだけふわりと思おもい出だす