明あかるい気分きぶんと共ともに目めを覚さます
天候てんこうはおそらく午後ごごから崩くずれる
窓際まどぎわでずっと空元気からげんきを振ふりまいては
今日きょうの事こともすぐに忘わすれてしまうよ と野良猫のらねこに話はなす
切きり絵えのような街まちを抜ぬけて
ああ、僕ぼくは寂さみしさを素手すででぐっと遠とおざける
紙袋かみぶくろをいくつも持もって 届とどけるものを届とどけて
新あたらしい町まちへ向むかう僕ぼくを乗のせた車くるまの窓まどガラスに雨あめが降ふる
近頃ちかごろの僕ぼくはいつもにわか雨あめ
投なげやりな涙なみだを手ての甲こうに溜ためて
例たとえば夕飯ゆうはんを嗅かぎ分わける子供こどものように
君きみの願ねがいをすべて言いい当あてていればここにはいない
困こまり顔がおの月つきのシルエット
ああ、二股ふたまたの路地ろじが僕ぼくにそっと問といかける
取とり外はずしの出来できない夢ゆめ 少すこし他人たにんに任まかせて
身みにまとえるような気持きもちを買かい揃そろえては鏡かがみを見みて口籠くちごもる
明akaるいrui気分kibunとto共tomoにni目meをwo覚saますmasu
天候tenkouはおそらくhaosoraku午後gogoからkara崩kuzuれるreru
窓際madogiwaでずっとdezutto空元気karagenkiをwo振fuりまいてはrimaiteha
今日kyouのno事kotoもすぐにmosuguni忘wasuれてしまうよreteshimauyo とto野良猫noranekoにni話hanaすsu
切kiりri絵eのようなnoyouna街machiをwo抜nuけてkete
ああaa、僕bokuはha寂samiしさをshisawo素手sudeでぐっとdegutto遠tooざけるzakeru
紙袋kamibukuroをいくつもwoikutsumo持moってtte 届todoけるものをkerumonowo届todoけてkete
新ataraしいshii町machiへhe向muかうkau僕bokuをwo乗noせたseta車kurumaのno窓madoガラスgarasuにni雨ameがga降fuるru
近頃chikagoroのno僕bokuはいつもにわかhaitsumoniwaka雨ame
投naげやりなgeyarina涙namidaをwo手teのno甲kouにni溜taめてmete
例tatoえばeba夕飯yuuhanをwo嗅kaぎgi分waけるkeru子供kodomoのようにnoyouni
君kimiのno願negaいをすべてiwosubete言iいi当aてていればここにはいないteteirebakokonihainai
困komaりri顔gaoのno月tsukiのnoシルエットshiruetto
ああaa、二股futamataのno路地rojiがga僕bokuにそっとnisotto問toいかけるikakeru
取toりri外hazuしのshino出来dekiないnai夢yume 少sukoしshi他人taninにni任makaせてsete
身miにまとえるようなnimatoeruyouna気持kimoちをchiwo買kaいi揃soroえてはeteha鏡kagamiをwo見miてte口籠kuchigomoるru