窓まどの外そとから唄うたが聞きこえる
公園こうえんで赤あかい目めの子供こどもが犬いぬを焼やき始はじめた
そんな日曜日にちようび オレンヂ色いろした
最悪さいあくな感覚かんかくに身体からだを飲のみ込こまれ続つづけた
床ゆかに転ころがる妊婦にんぷの爪つめを
齧かじりだす灰色はいいろの鼠ねずみを足あしで踏ふみ潰つぶした
螺旋階段らせんかいだんをゆっくり落おちていく
くだらない君きみをあたしは眺ながめてる
湿しめった部屋へやの中なか 閉とじ込こめられるから
あたしは逃にげてゆく あたしは逃にげてゆく
「ああああ。」
髪かみの無ない少女しょうじょ 天井てんじょうの上うえ
汚よごれてる絵本えほんから素敵すてきな言葉ことばを選えらびだす
窓madoのno外sotoからkara唄utaがga聞kiこえるkoeru
公園kouenでde赤akaいi目meのno子供kodomoがga犬inuをwo焼yaきki始hajiめたmeta
そんなsonna日曜日nichiyoubi オレンヂorenji色iroしたshita
最悪saiakuなna感覚kankakuにni身体karadaをwo飲noみmi込koまれmare続tsuduけたketa
床yukaにni転koroがるgaru妊婦ninpuのno爪tsumeをwo
齧kajiりだすridasu灰色haiiroのno鼠nezumiをwo足ashiでde踏fuみmi潰tsubuしたshita
螺旋階段rasenkaidanをゆっくりwoyukkuri落oちていくchiteiku
くだらないkudaranai君kimiをあたしはwoatashiha眺nagaめてるmeteru
湿shimeったtta部屋heyaのno中naka 閉toじji込koめられるからmerarerukara
あたしはatashiha逃niげてゆくgeteyuku あたしはatashiha逃niげてゆくgeteyuku
「ああああaaaa。」
髪kamiのno無naいi少女syoujo 天井tenjouのno上ue
汚yogoれてるreteru絵本ehonからkara素敵sutekiなna言葉kotobaをwo選eraびだすbidasu