too young 歌詞 THE 虎舞竜 ふりがな付

音楽おんがくの教師きょうしに殴なぐられた夜よる サイレンが街中まちじゅうに響ひびく
不幸ふこうにも音楽室おんがくしつから火ひが出でて 疑うたがいをかけられた少年しょうねん

親おやは離婚りこんしたばかり アリバイさえなかった
ウワサが広ひろまる「あいつに決きまってる!!」と
凍こおりつくような 冷つめたい視線しせん
小ちいさな街まちに 裁さばきを受うける

横よこたわる線路せんろに列車れっしゃの音おとが 近ちかづけば無実むじつの涙なみだあふれ
不思議ふしぎだね人ひとは追おいつめられて 大切たいせつな物ものを見みつける

このレールの先さきには 大都会だいとかいがある事こと
夢見ゆめみる奴等やつらが 命いのちがけで生いきてる
春はるになったら 街まちを出でよう
今いま見みた夢ゆめを 列車れっしゃに乗のせて

雪解ゆきどけの季節きせつはまだ遠とおいけど あの夜よるの誤解ごかいだけがとける
音楽おんがくの教師きょうしに殴なぐられた冬ふゆ 大切たいせつな未来みらいを夢ゆめを見みつけた

あんな事件じけんがなければ きっと田舎いなかの街まちで
そつがなく それなりに暮くらしていたと思おもう

ギターを手てに入いれ 曲きょくを作つくり始はじめた
初はじめて書かいた詩しは 「疑うたがわれた少年しょうねん」

春はるよ来こい!! 早はやく来こい!! いつの日ひかこの歌うたを
春はるよ来こい!! 早はやく来こい!! ステージで唄うたいたい

雪ゆきが溶とけたら 街まちを出でよう
夢ゆめが叶かなえば 傷きずもいえるさ
長ながすぎた冬ふゆ もう忘わすれよう
もうすぐそこに 春はるは来きてるさ

人ひとはこうして強つよくなるんだ…。人ひとはこうして大人おとなになるんだ…。
春はるになれば…。 春はるになれば…。 春はるになれば…。