上空じょうくうに群むれをなして飛とぶカラス
陽ひが落おちても 今朝けさからの雪ゆきは止やまず
僕ぼくはと言いえば 交互こうごに足踏あしぶみ 未いまだ繰くり返かえす
それだけの日々ひびには唄うたを すべからく
むつ市しの風かぜは 人ひとの気きも知しらず
馬鹿ばかげた苦悩くのうや 恥はじを 吹ふき曝さらす
それを寒さむいと 嘆なげくに非ひず
偉大いだいで不遜ふそんな 慈悲じひをはらむ
北風きたかぜにただ姿勢しせいを正ただす
上空じょうくうに群むれをなして飛とぶカラス
北風きたかぜに僕ぼくは答こたえを探さがす
上空joukuuにni群muれをなしてrewonashite飛toぶbuカラスkarasu
陽hiがga落oちてもchitemo 今朝kesaからのkarano雪yukiはha止yaまずmazu
僕bokuはとhato言iえばeba 交互kougoにni足踏ashibuみmi 未imaだda繰kuりri返kaeすsu
それだけのsoredakeno日々hibiにはniha唄utaをwo すべからくsubekaraku
むつmutsu市shiのno風kazeはha 人hitoのno気kiもmo知shiらずrazu
馬鹿bakaげたgeta苦悩kunouやya 恥hajiをwo 吹fuきki曝saraすsu
それをsorewo寒samuいとito 嘆nageくにkuni非hiずzu
偉大idaiでde不遜fusonなna 慈悲jihiをはらむwoharamu
北風kitakazeにただnitada姿勢shiseiをwo正tadaすsu
上空joukuuにni群muれをなしてrewonashite飛toぶbuカラスkarasu
北風kitakazeにni僕bokuはha答kotaえをewo探sagaすsu