おお寒さむい……冷ひえるわねえ どういっぱい
ところで聞きいてくれる こんな淋さみしい
女おんなのはなし
恋こいをしたのは 二十才はたちまえ
命いのちも夢ゆめも賭かけたけど 涙なみだで終おわった初恋はつこいは
妻つまも子こもある 妻つまも子こもある相手ひとだった
お酒さけが飲のみたい こんな夜よは
お酒さけが飲のみたい こんな夜よは
北きたのふるさと 出でたときは
十六じゅうろくでした肌寒はだざむい 粉雪舞こなゆきまい散ちる停車場ていしゃばで
泣ないて泣ないて 泣ないてにぎった母ははの指ゆび
お酒さけが飲のみたい こんな夜よは
お酒さけが飲のみたい こんな夜よは
ひとつひとつと 数かぞえたら
両手りょうてにあまる傷きずの跡あと 淋さみしい女おんなの身みの上うえを
知しっているよな 知しっているよな弾ひき語がたり
お酒さけが飲のみたい こんな夜よは
お酒さけが飲のみたい こんな夜よは
ごめんなさい しめっぽい愚痴ぐち
聞きかせちゃって
そろそろ看板かんばんだけど ネッ
もう一杯いっぱいいかが…
おおoo寒samuいi……冷hiえるわねえeruwanee どういっぱいdouippai
ところでtokorode聞kiいてくれるitekureru こんなkonna淋samiしいshii
女onnaのはなしnohanashi
恋koiをしたのはwoshitanoha 二十才hatachiまえmae
命inochiもmo夢yumeもmo賭kaけたけどketakedo 涙namidaでde終owaったtta初恋hatsukoiはha
妻tsumaもmo子koもあるmoaru 妻tsumaもmo子koもあるmoaru相手hitoだったdatta
おo酒sakeがga飲noみたいmitai こんなkonna夜yoはha
おo酒sakeがga飲noみたいmitai こんなkonna夜yoはha
北kitaのふるさとnofurusato 出deたときはtatokiha
十六juurokuでしたdeshita肌寒hadazamuいi 粉雪舞konayukimaいi散chiるru停車場teisyabaでde
泣naいてite泣naいてite 泣naいてにぎったitenigitta母hahaのno指yubi
おo酒sakeがga飲noみたいmitai こんなkonna夜yoはha
おo酒sakeがga飲noみたいmitai こんなkonna夜yoはha
ひとつひとつとhitotsuhitotsuto 数kazoえたらetara
両手ryouteにあまるniamaru傷kizuのno跡ato 淋samiしいshii女onnaのno身miのno上ueをwo
知shiっているよなtteiruyona 知shiっているよなtteiruyona弾hiきki語gataりri
おo酒sakeがga飲noみたいmitai こんなkonna夜yoはha
おo酒sakeがga飲noみたいmitai こんなkonna夜yoはha
ごめんなさいgomennasai しめっぽいshimeppoi愚痴guchi
聞kiかせちゃってkasechatte
そろそろsorosoro看板kanbanだけどdakedo ネッnextu
もうmou一杯ippaiいかがikaga…