魔法使いの弟子 歌詞 さだまさし ふりがな付

むかしむかしもっとずーっとむかし
とても貧まずしい若者わかものがいたんだ
この町まちにね
それがある日ひお金持かねもちの
ひとり娘むすめを ひと目めみた時ときに
恋こいしたんだとさ
でも娘むすめの気きをひく何なにもない
若者わかものは悲かなしんで
それじゃ 魔法使まほうつかいになれた
ならば 何なんでも出来できると思おもった
とてもエラい修業しゅぎょうをして
やがて やっと魔法使まほうつかいの弟子でしに
なれたってサ

弟子でしが教おそわる ことといえば
箒ほうきで空そらを飛とぶことと 夢ゆめをつかまえること
そこで早速さっそく娘むすめの家いえへ
毎晩まいばん自分じぶんが 主役しゅやくの夢ゆめばかり
せっせと届とどけた
いつの間まにか娘むすめは
若者わかものにしらずしらず恋こいをした
それで魔法使まほうつかいの仲人なこうどで
めでたくかけおちしちゃった
つまりその娘むすめがママだよ
だからパパは今いまでも箒ほうきくらい
飛とばすのは簡単かんたんサ