ある晩ばん星ほしは僕ぼくにこう言いった 「もう光ひかるのをやめてもいいかい?」
ちっぽけに照てらしたところで 誰だれも気きづいてはくれないと
なにひとつ分わかりあえなくて 六ろく等星とうせいそっと消きえてった
真夜中まよなか0時じ 星ほし降ふる街まちで ただひとりだけ交かわす約束やくそく
それなら僕ぼくが星ほしになるよ また君きみが光ひかり灯ともせる様ように
毎晩まいばん、僕ぼくは呟つぶやいている 「こんな哀かなしい空そらはないよ」と
どんなに眩まぶしい星ほしを見みても 照てらされやしない影かげは落おちて
今いま君きみは何なにしているんだろう いつかみたいに笑わらえてるかな
今いま会あいにゆく 広ひろい宇宙うちゅうで はかなく消きえた君きみを探さがすよ
どんなに遠とおくに離はなれようと きっとめぐり会あえる日ひは来くるから
ある晩ばん、ついに星ほしを見みつけた でもすぐにその場ばを立たち去さった
君きみを見みたら言いえなくなったんだ 光ひかってくれなんて言いえない
忘わすれないから 時ときが過すぎても 照てらしてたこと輝かがやいたこと
見上みあげた空そらに手てを伸のばす もうそこに君きみはいない
真夜中まよなか0時じ 星ほし降ふる街まちで 僕ぼくは小ちいさな星ほしになったよ
誰だれにも気きづかれないままに また今日きょうも空そらが明あけて消きえた
あるaru晩ban星hoshiはha僕bokuにこうnikou言iったtta 「もうmou光hikaるのをやめてもいいかいrunowoyametemoiikai?」
ちっぽけにchippokeni照teらしたところでrashitatokorode 誰dareもmo気kiづいてはくれないとduitehakurenaito
なにひとつnanihitotsu分wakaりあえなくてriaenakute 六roku等星touseiそっとsotto消kiえてったetetta
真夜中mayonaka0時ji 星hoshi降fuるru街machiでde ただひとりだけtadahitoridake交kaわすwasu約束yakusoku
それならsorenara僕bokuがga星hoshiになるよninaruyo またmata君kimiがga光hikari灯tomoせるseru様youにni
毎晩maiban、僕bokuはha呟tsubuyaいているiteiru 「こんなkonna哀kanaしいshii空soraはないよhanaiyo」とto
どんなにdonnani眩mabuしいshii星hoshiをwo見miてもtemo 照teらされやしないrasareyashinai影kageはha落oちてchite
今ima君kimiはha何naniしているんだろうshiteirundarou いつかみたいにitsukamitaini笑waraえてるかなeterukana
今ima会aいにゆくiniyuku 広hiroいi宇宙uchuuでde はかなくhakanaku消kiえたeta君kimiをwo探sagaすよsuyo
どんなにdonnani遠tooくにkuni離hanaれようとreyouto きっとめぐりkittomeguri会aえるeru日hiはha来kuるからrukara
あるaru晩ban、ついにtsuini星hoshiをwo見miつけたtsuketa でもすぐにそのdemosugunisono場baをwo立taちchi去saったtta
君kimiをwo見miたらtara言iえなくなったんだenakunattanda 光hikaってくれなんてttekurenante言iえないenai
忘wasuれないからrenaikara 時tokiがga過suぎてもgitemo 照teらしてたことrashitetakoto輝kagayaいたことitakoto
見上miaげたgeta空soraにni手teをwo伸noばすbasu もうそこにmousokoni君kimiはいないhainai
真夜中mayonaka0時ji 星hoshi降fuるru街machiでde 僕bokuはha小chiiさなsana星hoshiになったよninattayo
誰dareにもnimo気kiづかれないままにdukarenaimamani またmata今日kyouもmo空soraがga明aけてkete消kiえたeta