あの頃ころにふと誰だれかが言いった
言葉ことばを君きみは覚おぼえていますか?
太陽たいようが通とおり雨あめを抜ぬけて雲くもを連つれてくるような日ひは
どこか懐なつかしいような匂においと声こえがする
あるようで無ないほどに微かすかなくらいの
忘わすれた傷きずを見みつけたみたいだ
僕ぼくらが何なにも知しらなかった
あの頃ころにふと誰だれかが言いった
「明日あしたがあるよ」って言葉ことばがずっと
覚さめない夢ゆめを見みさせたのかな
そうやって何気なにげなかった残のこしものを拾ひろい探さがしながら
どこを歩あるいてきたのか思おもい返かえしている
不器用ぶきような星空ほしぞらに見みつかったように
それは心こころをきつく抱だきしめた
僕ぼくらが何なにも知しらなかった
あの頃ころそこで確たしかに聞きいた
「明日あしたがあるよ」って言葉ことばのこと
たまには君きみも思おもい出だすのかな
太陽たいようが通とおり雨あめを抜ぬけて雲くももみんなも明日あしたへ
変かわっていく前まえばかり掴つかもうとする僕ぼくだけど
後うしろには沢山たくさんの人ひとがいてまたそこで生うまれた
言葉ことばとか気持きもちとか変かわらないものがあるんだ
僕ぼくらは少すこし分わかりかけて
あの頃ころをふと思おもい出だして
意味いみの無なかった言葉ことばを今いま
誰だれかに伝つたえようとしている
あの頃ころにふと誰だれかが言いった
言葉ことばを僕ぼくは覚おぼえている
あのano頃koroにふとnifuto誰dareかがkaga言iったtta
言葉kotobaをwo君kimiはha覚oboえていますかeteimasuka?
太陽taiyouがga通tooりri雨ameをwo抜nuけてkete雲kumoをwo連tsuれてくるようなretekuruyouna日hiはha
どこかdokoka懐natsuかしいようなkashiiyouna匂nioいとito声koeがするgasuru
あるようでaruyoude無naいほどにihodoni微kasuかなくらいのkanakuraino
忘wasuれたreta傷kizuをwo見miつけたみたいだtsuketamitaida
僕bokuらがraga何naniもmo知shiらなかったranakatta
あのano頃koroにふとnifuto誰dareかがkaga言iったtta
「明日ashitaがあるよgaaruyo」ってtte言葉kotobaがずっとgazutto
覚saめないmenai夢yumeをwo見miさせたのかなsasetanokana
そうやってsouyatte何気nanigeなかったnakatta残nokoしものをshimonowo拾hiroいi探sagaしながらshinagara
どこをdokowo歩aruいてきたのかitekitanoka思omoいi返kaeしているshiteiru
不器用bukiyouなna星空hoshizoraにni見miつかったようにtsukattayouni
それはsoreha心kokoroをきつくwokitsuku抱daきしめたkishimeta
僕bokuらがraga何naniもmo知shiらなかったranakatta
あのano頃koroそこでsokode確tashiかにkani聞kiいたita
「明日ashitaがあるよgaaruyo」ってtte言葉kotobaのことnokoto
たまにはtamaniha君kimiもmo思omoいi出daすのかなsunokana
太陽taiyouがga通tooりri雨ameをwo抜nuけてkete雲kumoもみんなもmominnamo明日ashitaへhe
変kaわっていくwatteiku前maeばかりbakari掴tsukaもうとするmoutosuru僕bokuだけどdakedo
後ushiろにはroniha沢山takusanのno人hitoがいてまたそこでgaitematasokode生uまれたmareta
言葉kotobaとかtoka気持kimoちとかchitoka変kaわらないものがあるんだwaranaimonogaarunda
僕bokuらはraha少sukoしshi分waかりかけてkarikakete
あのano頃koroをふとwofuto思omoいi出daしてshite
意味imiのno無naかったkatta言葉kotobaをwo今ima
誰dareかにkani伝tsutaえようとしているeyoutoshiteiru
あのano頃koroにふとnifuto誰dareかがkaga言iったtta
言葉kotobaをwo僕bokuはha覚oboえているeteiru