風待かぜまちをしていたら きみに会あえた
時計とけいの砂すなは止とまる まぶしい朝あさに
人ひとのいない青あおい電車でんしゃは 想おもいだけを
乗のせて走はしれば 海うみへ辿たどり着ついた
忘わすれそうになる 傷跡きずあとが語かたりかけるとき
拾ひろいに行いく 隙間すきまをただよう船ふねと 波なみを見みてた
鐘かねが鳴なる かなしみの 予感よかんならとりあえず
見みつめずに きみのことばがいくつも道みちをつくってゆく
失なくした声こえは 海原うなばらに溶とけるさかなたち
気きづいたら 傷跡きずあとが支ささえるような日ひをむかえて
笑わらえるかな いつかのような
風待kazemaちをしていたらchiwoshiteitara きみにkimini会aえたeta
時計tokeiのno砂sunaはha止toまるmaru まぶしいmabushii朝asaにni
人hitoのいないnoinai青aoいi電車densyaはha 想omoいだけをidakewo
乗noせてsete走hashiればreba 海umiへhe辿tadoりri着tsuいたita
忘wasuれそうになるresouninaru 傷跡kizuatoがga語kataりかけるときrikakerutoki
拾hiroいにini行iくku 隙間sukimaをただようwotadayou船funeとto 波namiをwo見miてたteta
鐘kaneがga鳴naるru かなしみのkanashimino 予感yokanならとりあえずnaratoriaezu
見miつめずにtsumezuni きみのことばがいくつもkiminokotobagaikutsumo道michiをつくってゆくwotsukutteyuku
失naくしたkushita声koeはha 海原unabaraにni溶toけるさかなたちkerusakanatachi
気kiづいたらduitara 傷跡kizuatoがga支sasaえるようなeruyouna日hiをむかえてwomukaete
笑waraえるかなerukana いつかのようなitsukanoyouna