裁判さいばんは僕ぼくの知しらない深ふかい夜よるのうちに
決けっしていて明日あすを奪うばう
反論はんろんの機会きかいもなくそれに従したがう日々ひび
仮面かめんをつけた判事はんじが笑わらう
あいつそれきり僕ぼくの姿すがたなど目めに映うつらないようにして
足あしのぬかるむ道みちを行いくように陰鬱いんうつと湿しめった同おなじ日ひを繰くり返かえさせる
無駄むだとは知しりながらスプーンで抜ぬけ穴あなを
掘ほっているんだ手伝てつだうかい?
高たかくそびえた塀へいの外側そとがわは新あたらしい陽ひが射さすのだとか
使つかい古ふるして朽くちる寸前すんぜんのここに流ながれる時間じかんより乾かわいてるんだろ
声こえを打うち消けす鉄槌てっついの音おとが ああ・・・
あいついつまで僕ぼくを押おしとどめ罰ばつを負おわせるんだろう
それは夜よごとに僕ぼくにくだされて身みに覚おぼえのない罪つみが暴あばかれる裁判さいばん
裁判saibanはha僕bokuのno知shiらないranai深fukaいi夜yoruのうちにnouchini
決kextuしていてshiteite明日asuをwo奪ubaうu
反論hanronのno機会kikaiもなくそれにmonakusoreni従shitagaうu日々hibi
仮面kamenをつけたwotsuketa判事hanjiがga笑waraうu
あいつそれきりaitsusorekiri僕bokuのno姿sugataなどnado目meにni映utsuらないようにしてranaiyounishite
足ashiのぬかるむnonukarumu道michiをwo行iくようにkuyouni陰鬱inutsuとto湿shimeったtta同onaじji日hiをwo繰kuりri返kaeさせるsaseru
無駄mudaとはtoha知shiりながらrinagaraスプsupuーンnでde抜nuけke穴anaをwo
掘hoっているんだtteirunda手伝tetsudaうかいukai?
高takaくそびえたkusobieta塀heiのno外側sotogawaはha新ataraしいshii陽hiがga射saすのだとかsunodatoka
使tsukaいi古furuしてshite朽kuちるchiru寸前sunzenのここにnokokoni流nagaれるreru時間jikanよりyori乾kawaいてるんだろiterundaro
声koeをwo打uちchi消keすsu鉄槌tettsuiのno音otoがga ああaa・・・
あいついつまでaitsuitsumade僕bokuをwo押oしとどめshitodome罰batsuをwo負oわせるんだろうwaserundarou
それはsoreha夜yoごとにgotoni僕bokuにくだされてnikudasarete身miにni覚oboえのないenonai罪tsumiがga暴abaかれるkareru裁判saiban