汽車きしゃをなんども 乗のり継つぎました
山やまの宿やどから 海うみの宿やど
今日きょうで十日とおかも ひとり旅たび
忘わすれたいのに 忘わすれない
あなた、あなた もう呼よばないで
恋こいしさまぎらす おんなの旅路たびじ
惚ほれちゃいけない 妻つまある人ひとに
重かさね合あえない 夢ゆめだもの
遠とおいあの日ひの はやり歌うた
胸むねのすき間まを 熱あつくする
あなた、あなた もう呼よばないで
お酒さけじゃ酔よえない おんなの旅路たびじ
消けすに消けせない 移うつり香が抱だいて
揺ゆれて明日あしたも 流ながれ雲ぐも
女おんなごころは 紫陽花あじさいの
花はなの涙なみだか ため息いきか
あなた、あなた もう呼よばないで
どこまで続つづくの おんなの旅路たびじ
汽車kisyaをなんどもwonandomo 乗noりri継tsuぎましたgimashita
山yamaのno宿yadoからkara 海umiのno宿yado
今日kyouでde十日tookaもmo ひとりhitori旅tabi
忘wasuれたいのにretainoni 忘wasuれないrenai
あなたanata、あなたanata もうmou呼yoばないでbanaide
恋koiしさまぎらすshisamagirasu おんなのonnano旅路tabiji
惚hoれちゃいけないrechaikenai 妻tsumaあるaru人hitoにni
重kasaねne合aえないenai 夢yumeだものdamono
遠tooいあのiano日hiのno はやりhayari歌uta
胸muneのすきnosuki間maをwo 熱atsuくするkusuru
あなたanata、あなたanata もうmou呼yoばないでbanaide
おo酒sakeじゃja酔yoえないenai おんなのonnano旅路tabiji
消keすにsuni消keせないsenai 移utsuりri香ga抱daいてite
揺yuれてrete明日ashitaもmo 流nagaれre雲gumo
女onnaごころはgokoroha 紫陽花ajisaiのno
花hanaのno涙namidaかka ためtame息ikiかka
あなたanata、あなたanata もうmou呼yoばないでbanaide
どこまでdokomade続tsuduくのkuno おんなのonnano旅路tabiji