マボロシ 歌詞 分島花音 ふりがな付

空想くうそうからつくられた私わたしは君きみの為ために在ある

姿すがたはない
形かたちも無ない
望のぞんだものを想像そうぞうできます

手ての甲こうは淡彩たんさいに
肺はいは紅くれないに

何万なんまんキロの道みちも
何時間なんじかんの闇やみでも
自由自在じゆうじざいに君きみの
思おもい通どおり動うごきます

空間くうかんを超こえても
存在そんざいしない私わたしが
君きみに向むかえないことは
判わかっているのに…

夢ゆめも見みない
心こころもない

でも君きみは愛あいしてると
笑わらってくれたの
言いってくれたの

点滅てんめつする鼓動こどう
君きみの目めから見みれば
液晶えきしょう画面がめんに貼はり付つけられた信号しんごうの様よう
送おくりつづけている
光ひかりもマボロシ
途絶とだえてしまえばもうここにはいられない
何時間なんじかんの闇やみでも
自由自在じゆうじざいに君きみの
思おもい通どおり動うごけます

空間くうかんを超こえても
存在そんざいしない私わたしは
君きみに向むかえない
判わかっているのに…