ひとかけらの純情 歌詞 南沙織 ふりがな付

いつも雨降あめふりなの
二人ふたりして待まち合あわす時とき
顔かおを見合みあわせたわ
しみじみと楽たのしくて
あの恋こいのはじめの日ひを
誰だれかここへ連つれてきてほしいの
あの燃もえる目めをしていた熱あつい人ひとに
もう一度いちど逢あいたい

いつもレクイエムを
あの部室ぶしつで聞きかされたのね
ぎこちない手てつきの
お茶ちゃにさえときめいて
なぜ思おもいがけない時ときさめてゆくの
あんなにも愛あいして
まだ信しんじられないのよ
あなたからのつらそうなさよなら

何なにも実みのらずにいつも終おわるのね
若わかい涙なみだひとつふたつ今いまはいいけど

あの恋こいのはじめの日ひを
誰だれかここへ連つれてきてほしいの
あの胸むねのうずくような
恋こいをしてる人ひとにならわかるわ
恋こいのはじめの日ひを
誰だれかここへ連つれてきてほしいの……