姉妹 歌詞 坂本冬美 ふりがな付

妹いもうとよ 夜よふけにそっと
何処どこへ行いくの
重おもい鞄かばん 二ふたつ提さげて

子供こどもだと思おもっていたが
いつの間まにか
内緒ないしょごとを 持もっていたのね

私わたしのことを 責せめて
泣ないてたくせに
あなたも恋こいをしたの

馬鹿ばかね 私わたしと同おなじ
悲かなしげな恋こいをして
どうするつもりよ
だけど あなたはきっと
泣なかないわね 妹いもうとよ

妹いもうとよ 夜明よあけの雨あめは
きっと寒さむい
傘かさを持もって行いくがいいわ

びしょ濡ぬれのからだのままで
すがりついちゃ
恋こいの夢ゆめも 冷さめてしまうわ

背中せなかを向むけていても
足音あしおとだけは
しっかり聞きいているわ

いいわ 信しんじてあげる
私わたしより何倍なんばいも
真面目まじめなあなたを
だから 落着おちつき先さきは
知しらせるのよ 妹いもうとよ

馬鹿ばかね 私わたしと同おなじ
悲かなしげな恋こいをして
どうするつもりよ
だけど あなたはきっと
泣なかないわね 妹いもうとよ