もしもお前まえが男おとこだったら
天下てんか取とるよな 器量きりょうの男おとこ
そんな言葉ことばの溜ため息いきついた
貴方あなたの 辛つらさ弱よわさ解わかるけど
私わたしが一生いっしょう賭かけて 惚ほれた人ひとだから
愚痴ぐちる酒さけより 夢見ゆめみる酒さけを
大おおきな男おとこでいてほしい
強つよく見みえても 女おんなは女おんな
口くちで言いうのと 心こころは違ちがう
些細ささいな気持きもちに躓つまずく夜よるは
震ふるえる 身体からだずっと抱だいていて
親おやの反対はんたい押おして惚ほれた人ひとだから
責せめる酒さけより 許ゆるせる酒さけを
優やさしい男おとこでいてほしい
男おとこ三十路みそじは 小僧こぞうと同おなじ
女おんな三十路みそじに 咲さく情なさけ花ばな
他人ひとを踏ふむよな 出世しゅっせなら要いらぬ
言いい切きる 潔いさぎよさが いとおしい
この人ひとならと信しんじ 惚ほれた人ひとだから
食くらう酒さけより 味あじわう酒さけを
粋いきな男おとこでいてほしい
粋いきな男おとこでいてほしい
もしもおmoshimoo前maeがga男otokoだったらdattara
天下tenka取toるよなruyona 器量kiryouのno男otoko
そんなsonna言葉kotobaのno溜taめme息ikiついたtsuita
貴方anataのno 辛tsuraさsa弱yowaさsa解wakaるけどrukedo
私watashiがga一生issyou賭kaけてkete 惚hoれたreta人hitoだからdakara
愚痴guchiるru酒sakeよりyori 夢見yumemiるru酒sakeをwo
大ooきなkina男otokoでいてほしいdeitehoshii
強tsuyoくku見miえてもetemo 女onnaはha女onna
口kuchiでde言iうのとunoto 心kokoroはha違chigaうu
些細sasaiなna気持kimoちにchini躓tsumazuくku夜yoruはha
震furuえるeru 身体karadaずっとzutto抱daいていてiteite
親oyaのno反対hantai押oしてshite惚hoれたreta人hitoだからdakara
責seめるmeru酒sakeよりyori 許yuruせるseru酒sakeをwo
優yasaしいshii男otokoでいてほしいdeitehoshii
男otoko三十路misojiはha 小僧kozouとto同onaじji
女onna三十路misojiにni 咲saくku情nasaけke花bana
他人hitoをwo踏fuむよなmuyona 出世syusseならnara要iらぬranu
言iいi切kiるru 潔isagiyoさがsaga いとおしいitooshii
このkono人hitoならとnarato信shinじji 惚hoれたreta人hitoだからdakara
食kuらうrau酒sakeよりyori 味ajiわうwau酒sakeをwo
粋ikiなna男otokoでいてほしいdeitehoshii
粋ikiなna男otokoでいてほしいdeitehoshii