朝あさが来くれば目覚めざめるだろう
眠ねむる前まえと同おなじかたちで
夢ゆめの出口でぐちはいつでもひとつ
必かならず此処ここへ帰かえってくる
塗ぬりつぶした世界せかいの果はてで
待まち合あわせた人ひとを待まってる
空そらは静しずかに明日あすに向むかい
グレイの街まちを見渡みわたすだけ
すぐそこに《見みつけ出だして》目めの前まえに
君きみが望のぞむなら 時計とけいは動うごき出だす
君きみは知しってる 胸むねを閉とざすことも 鍵かぎを開あけることも
愛あいに気付きづくことも きっとみんな
時ときがたてば愛あいせるだろう
初はじめて会あった人ひとを見みるように
忘わすれかけてたともだちのように
手てを振ふるだろう 近ちかづくだろう
消けし忘わすれた明あかり集あつめて
星ほしがふたつ生うまれた夜よるに
また新あたらしい手紙てがみを君きみの窓辺まどべに
そっと届とどけにいく
笑わらってる《君きみが笑わらう》金色きんいろに
君きみがいるから 風かぜはやむことなく
君きみがいるから 光ひかり降ぶり続つづける
やがて沈しずむときも 熱ねつは消きえないまま きっといつも
君きみを見みている すぐ側そばの彼方かなたから
君きみだけを包つつむ 透明とうめいの影かげになって
次つぎの朝あさが来くるまで その指ゆびが凍こごえないように いつも
朝asaがga来kuればreba目覚mezaめるだろうmerudarou
眠nemuるru前maeとto同onaじかたちでjikatachide
夢yumeのno出口deguchiはいつでもひとつhaitsudemohitotsu
必kanaraずzu此処kokoへhe帰kaeってくるttekuru
塗nuりつぶしたritsubushita世界sekaiのno果haてでtede
待maちchi合aわせたwaseta人hitoをwo待maってるtteru
空soraはha静shizuかにkani明日asuにni向muかいkai
グレイgureiのno街machiをwo見渡miwataすだけsudake
すぐそこにsugusokoni《見miつけtsuke出daしてshite》目meのno前maeにni
君kimiがga望nozoむならmunara 時計tokeiはha動ugoきki出daすsu
君kimiはha知shiってるtteru 胸muneをwo閉toざすこともzasukotomo 鍵kagiをwo開aけることもkerukotomo
愛aiにni気付kiduくこともkukotomo きっとみんなkittominna
時tokiがたてばgatateba愛aiせるだろうserudarou
初hajiめてmete会aったtta人hitoをwo見miるようにruyouni
忘wasuれかけてたともだちのようにrekaketetatomodachinoyouni
手teをwo振fuるだろうrudarou 近chikaづくだろうdukudarou
消keしshi忘wasuれたreta明aかりkari集atsuめてmete
星hoshiがふたつgafutatsu生uまれたmareta夜yoruにni
またmata新ataraしいshii手紙tegamiをwo君kimiのno窓辺madobeにni
そっとsotto届todoけにいくkeniiku
笑waraってるtteru《君kimiがga笑waraうu》金色kiniroにni
君kimiがいるからgairukara 風kazeはやむことなくhayamukotonaku
君kimiがいるからgairukara 光hikari降buりri続tsuduけるkeru
やがてyagate沈shizuむときもmutokimo 熱netsuはha消kiえないままenaimama きっといつもkittoitsumo
君kimiをwo見miているteiru すぐsugu側sobaのno彼方kanataからkara
君kimiだけをdakewo包tsutsuむmu 透明toumeiのno影kageになってninatte
次tsugiのno朝asaがga来kuるまでrumade そのsono指yubiがga凍kogoえないようにenaiyouni いつもitsumo