決けっして届とどかぬ 夢ゆめを見みたのか
そんなに 人ひとは 哀かなしいものか
疑うたがいもせず ひとつに なれることは ないのか
誰だれかの挙あげた その手てに 重かさねる手ては ないか
幼おさない子こらは 誰だれを 信しんじて
何なにを 見みつめて 歩あるけばいい
眼めに映うつるものだけが いつも すべてじゃない
聞きこえて来くることだけが すべてじゃないんだ
はるかに続つづく 遠とおい夢ゆめ
それを 夢ゆめと いつまでも
こうして みんなが 呼よび続つづけているなら
やがて ここには いつの日ひか
誰だれも いなくなるだろう
青あおき初恋はつこい 甘あまき唇くちびる
求もとめない愛あい 夢ゆめの向むこうに
夏なつは陽炎かげろう 夢ゆめはまぼろし
いつか来きた道みち あれはいつの日ひ
誰だれかに届とどく 時ときは 来くるのか
はるかに続つづく 遠とおい夢ゆめ
決kextuしてshite届todoかぬkanu 夢yumeをwo見miたのかtanoka
そんなにsonnani 人hitoはha 哀kanaしいものかshiimonoka
疑utagaいもせずimosezu ひとつにhitotsuni なれることはnarerukotoha ないのかnainoka
誰dareかのkano挙aげたgeta そのsono手teにni 重kasaねるneru手teはha ないかnaika
幼osanaいi子koらはraha 誰dareをwo 信shinじてjite
何naniをwo 見miつめてtsumete 歩aruけばいいkebaii
眼meにni映utsuるものだけがrumonodakega いつもitsumo すべてじゃないsubetejanai
聞kiこえてkoete来kuることだけがrukotodakega すべてじゃないんだsubetejanainda
はるかにharukani続tsuduくku 遠tooいi夢yume
それをsorewo 夢yumeとto いつまでもitsumademo
こうしてkoushite みんながminnaga 呼yoびbi続tsuduけているならketeirunara
やがてyagate ここにはkokoniha いつのitsuno日hiかka
誰dareもmo いなくなるだろうinakunarudarou
青aoきki初恋hatsukoi 甘amaきki唇kuchibiru
求motoめないmenai愛ai 夢yumeのno向muこうにkouni
夏natsuはha陽炎kagerou 夢yumeはまぼろしhamaboroshi
いつかitsuka来kiたta道michi あれはいつのarehaitsuno日hi
誰dareかにkani届todoくku 時tokiはha 来kuるのかrunoka
はるかにharukani続tsuduくku 遠tooいi夢yume