永遠の胸 歌詞 尾崎豊 ふりがな付

一人ひとりきりの寂さびしさの意味いみを 抱だきしめて暮くらし続つづける日々ひびよ
見みつかるだろうか 孤独こどくを背負せおいながら生いきていく
心こころ汚よごれなき証あかし示しめす道みちしるべが
色々いろいろな人ひととの出会であいがあり 心こころかよわせて戸惑とまどいながら
本当ほんとうの自分じぶんの姿すがたを失うしないそうな時とき 君きみの中なかの僕ぼくだけがぼやけて見みえる
ありのままの姿すがたはとてもちっぽけすぎて
心こころが凍こおり付つく時とき君きみを また見失みうしなってしまうから
人ひとはただ悲かなしみの意味いみを 探さがし出だすために生うまれてきたというのか
確たしかめたい 偽いつわりと真実しんじつを 裁さばくものがあるなら僕ぼくは
君きみの面影おもかげを強つよく抱かかえて 何時いつしか辿たどり着つくその答こたえを
心こころ安やすらかに探さがし続つづけていてもいい いつまでも

受うけ止とめる術すべのない愛あいがある 消けし去さること出来できぬ傷いたもある
忘わすれないように 全すべての思おもい出でが与あたえてくれた
心こころの糧かてを頼たよりに生いきることを
そこには様々さまざまな正義せいぎがあり 幸しあわせ求もとめて歩あるき続つづけている
欲望よくぼうが心こころをもろく崩くずしてゆきそうだ
人ひとの心こころの愛あいを信しんじていたいけど
人ひとの暮くらしの幸しあわせはとても小ちいさすぎて
誰一人だれひとり 心こころの掟おきてを破やぶることなど出来できないから
今いまはただ幸しあわせの意味いみを 守まもり続つづけるように君きみを抱だきしめていたい
信しんじたい 偽いつわりなき愛あいを 与あたえてくれるものがあるなら
この身みも心こころも捧ささげよう それが愛あいそれが欲望よくぼう
それが全すべてを司つかさどるものの真実しんじつなのだから

断崖だんがいの絶壁ぜっぺきに立たつ様ように夜空よぞらを見上みあげる
今いまにも吸すい込こまれてゆきそうな空そらに叫さけんでみるんだ
何処どこへ行いくのか 大地だいちに立たち尽つくす僕ぼくは
何故なぜ生うまれてきたの
生うまれたことに意味いみがあり 僕ぼくを求もとめるものがあるなら

伝つたえたい 僕ぼくが覚おぼえた全すべてを 限かぎり無なく幸しあわせを求もとめて来きた全すべてを
分わけ合あいたい 生いきてゆくその全すべてを
心こころに宿やどるもののその姿すがたを ありのままの僕ぼくの姿すがたを
信しんじてほしい 受うけ止とめてほしい
それが生いきてゆくための愛あいなら 今いま 心こころこめて

僕ぼくはいつでもここにいるから 涙なみだ溢あふれて何なにも見みえなくても
僕ぼくはいつでもここにいるから