張はりつめた静しずけさ
気配けはいを窺うかがいながら
愛あいを追おい出だす心こころを
憎にくむこともできない
時ときはから回まわり
乾かわいた部屋へや沈しずめながら
愛あいを追おい込こむ心こころと
外そとへとび出だす僕ぼく
いつもこの季節きせつ
うず巻まく風かぜ吹ふく
まぶしい窓まどへは
強つよく砂埃すなぼこり 舞まう
追おい出だし 追おい込こむ
街まちに温ぬくもり隠かくしながら
愛あいを閉とじ込こめた心こころに
立たち止どまっている君きみ
いつもこの季節きせつ
うず巻まく風かぜ吹ふく
声こえも届とどかない
喉のどにからみつく 髪かみ
張haりつめたritsumeta静shizuけさkesa
気配kehaiをwo窺ukagaいながらinagara
愛aiをwo追oいi出daすsu心kokoroをwo
憎nikuむこともできないmukotomodekinai
時tokiはからhakara回mawaりri
乾kawaいたita部屋heya沈shizuめながらmenagara
愛aiをwo追oいi込koむmu心kokoroとto
外sotoへとびhetobi出daすsu僕boku
いつもこのitsumokono季節kisetsu
うずuzu巻maくku風kaze吹fuくku
まぶしいmabushii窓madoへはheha
強tsuyoくku砂埃sunabokori 舞maうu
追oいi出daしshi 追oいi込koむmu
街machiにni温nukumoりri隠kakuしながらshinagara
愛aiをwo閉toじji込koめたmeta心kokoroにni
立taちchi止doまっているmatteiru君kimi
いつもこのitsumokono季節kisetsu
うずuzu巻maくku風kaze吹fuくku
声koeもmo届todoかないkanai
喉nodoにからみつくnikaramitsuku 髪kami