恋の手本 歌詞 山内惠介 ふりがな付

切せつない夢ゆめに ゆり起おこされて
眠ねむれぬ夜よるが続つづいても
そこにお前まえの 寝顔ねがおがあれば
愛いとしの日々ひびは過すぎてゆく
ただひとすじに ただひとすじに
恋こいを重かさねた二人ふたりだから
振ふり返かえることなど なにもない
見上みあげる空そらは 真夏まなつの月夜つきよ
こころ浮うかれて……
あゝああ 離はなれずにいよう

花はなは散ちりゆき 草木くさきは枯かれて
空むなしさばかりがつのっても
そばに寄よりそう ぬくもりあれば
愛いとしの日々ひびは過すぎてゆく
ただひとすじに ただひとすじに
恋こいをつらぬく二人ふたりだから
確たしかめることなど なにもない
凍いてつく風かぜに 真冬まふゆの小雪こゆき
胸むねがいたんで……
あゝああ 離はなれずにいよう

ただひとすじに ただひとすじに
恋こいを重かさねた二人ふたりだから
振ふり返かえることなど なにもない
見上みあげる空そらは 真夏まなつの月夜つきよ
こころ浮うかれて……
あゝああ 離はなれずにいよう
あゝああ 離はなれずにいよう