今いまにして思おもえば全すべてが愚ぐの骨頂こっちょうに何なにも相違無そういなく
信しんじる心こころの無意味むいみさを味あじわえどソレは限かぎりなく無味むみ
順風満帆じゅんぷうまんぱんにも見みえた…泥どろに塗まみれているとも知しらず
幸さちの温ぬくもりに浮うかれてた…冷さめた澱よどみに沈しずむとも知しらず
欺あざむくか欺あざむかれるか…二ふたつに一ひとつが現世うつしよを映うつす性さがか
痛いたいよ…痛いたいよ…
骨ほねが軋きしむ音おとに混まざる悲鳴ひめいが獄炎ごくえんにかき消けされていく
気付きづいて…気付きづいて…
「ワタシ」はここにいる…涙なみだの溶とけたソレが語かたる妖語あやかしがたり
嘆なげく「ワタシ」を眺ながめては喉のどを鳴ならしている「アナタ」
歪いびつに笑わらう面めんを被かぶるソレを「アタシ」だと知しってか
一ひとつ二ふたつと進すすむ刻とき…化ばけの皮かわを剥はがれたのは
「ワタシ」でも「アタシ」でもなく信しんじていた「アナタ」でした
欺あざむくか欺あざむかれるか…二ふたつに一ひとつの現うつつ
「アレもコレも全すべてが勘違かんちがいだった」と刻きざまれて行ゆく中なかで思おもい知しりました
暗くらいよ…暗くらいよ…
重かさね過すぎた朱あかが奪うばい去さった…光ひかりも影かげも…何なにもかも…
助たすけて…助たすけて…
上うわの空そらの「アナタ」 舌舐したなめずりが最後さいごに見みせてくれた景色けしき
痛いたいよ…痛いたいよ…
骨ほねが軋きしむ音おとに混まざる悲鳴ひめいが獄炎ごくえんにかき消けされていく
気付きづいて…気付きづいて…
「ワタシ」はここにいる…涙なみだの溶とけたソレが語かたる妖語あやかしがたり
今いまにして思おもえば全すべてが愚ぐの骨頂こっちょうに何なにも相違無そういなく
信しんじる心こころの無意味むいみさを味あじわえどソレは限かぎりなく無味むみ
馬鹿故ばかゆえに化ばかされていても、認みとめられぬのは絵空事えそらごと
骨ほねも残のこらぬ お粗末様そまつさま 無味むみに終おわる
今imaにしてnishite思omoえばeba全subeてがtega愚guのno骨頂kotchouにni何naniもmo相違無souinaくku
信shinじるjiru心kokoroのno無意味muimiさをsawo味ajiわえどwaedoソレsoreはha限kagiりなくrinaku無味mumi
順風満帆junpuumanpanにもnimo見miえたeta…泥doroにni塗mamiれているともreteirutomo知shiらずrazu
幸sachiのno温nukuもりにmorini浮uかれてたkareteta…冷saめたmeta澱yodoみにmini沈shizuむともmutomo知shiらずrazu
欺azamuくかkuka欺azamuかれるかkareruka…二futaつにtsuni一hitoつがtsuga現世utsushiyoをwo映utsuすsu性sagaかka
痛itaいよiyo…痛itaいよiyo…
骨honeがga軋kishiむmu音otoにni混maざるzaru悲鳴himeiがga獄炎gokuenにかきnikaki消keされていくsareteiku
気付kiduいてite…気付kiduいてite…
「ワタシwatashi」はここにいるhakokoniiru…涙namidaのno溶toけたketaソレsoreがga語kataるru妖語ayakashigatari
嘆nageくku「ワタシwatashi」をwo眺nagaめてはmeteha喉nodoをwo鳴naらしているrashiteiru「アナタanata」
歪ibitsuにni笑waraうu面menをwo被kabuるruソレsoreをwo「アタシatashi」だとdato知shiってかtteka
一hitoつtsu二futaつとtsuto進susuむmu刻toki…化baけのkeno皮kawaをwo剥haがれたのはgaretanoha
「ワタシwatashi」でもdemo「アタシatashi」でもなくdemonaku信shinじていたjiteita「アナタanata」でしたdeshita
欺azamuくかkuka欺azamuかれるかkareruka…二futaつにtsuni一hitoつのtsuno現utsutsu
「アレareもmoコレkoreもmo全subeてがtega勘違kanchigaいだったidatta」とto刻kizaまれてmarete行yuくku中nakaでde思omoいi知shiりましたrimashita
暗kuraいよiyo…暗kuraいよiyo…
重kasaねne過suぎたgita朱akaがga奪ubaいi去saったtta…光hikariもmo影kageもmo…何naniもかもmokamo…
助tasuけてkete…助tasuけてkete…
上uwaのno空soraのno「アナタanata」 舌舐shitanamezuりがriga最後saigoにni見miせてくれたsetekureta景色keshiki
痛itaいよiyo…痛itaいよiyo…
骨honeがga軋kishiむmu音otoにni混maざるzaru悲鳴himeiがga獄炎gokuenにかきnikaki消keされていくsareteiku
気付kiduいてite…気付kiduいてite…
「ワタシwatashi」はここにいるhakokoniiru…涙namidaのno溶toけたketaソレsoreがga語kataるru妖語ayakashigatari
今imaにしてnishite思omoえばeba全subeてがtega愚guのno骨頂kotchouにni何naniもmo相違無souinaくku
信shinじるjiru心kokoroのno無意味muimiさをsawo味ajiわえどwaedoソレsoreはha限kagiりなくrinaku無味mumi
馬鹿故bakayueにni化baかされていてもkasareteitemo、認mitoめられぬのはmerarenunoha絵空事esoragoto
骨honeもmo残nokoらぬranu おo粗末様somatsusama 無味mumiにni終oわるwaru