男は胸に… 歌詞 怒髪天 ふりがな付

ギュッと噛かみ締しめた くちびる血ちが滲にじみ
優やさしいメロディを 口くちずさめなくても
あの日ひの口笛くちぶえを 何処どこかに忘わすれても
拳こぶしを握にぎりしめ 明日あすへ 明日あすへ 明日あすへ

まだ何なにも 何なにひとつ 始はじまっちゃいねェから
そうさ心ごころ踊おどらせて 旅たびの空そらに唄うたおうぜ
何処どこにいても 届とどくように 高たかく

男おとこは胸むねにひとつの唄うたを抱だいて 道みちなき道みちも気侭きままな風かぜのように
今夜こんや 此処ここで拾ひろった 俺達おれたちの唄うたを 連つれて行いけよ

みんな恐こわいのさ つまづきや失敗しっぱい
だけど逃にげ道みちは どんどん狭せまくなる
覚悟かくごを決きめなくちゃ そんなの分わかってる
拳こぶしを叩たたきつけ 生いきる 生いきる 生いきる

眠ねむれない 夜よるを越こえ 今いま此処ここで お前まえと
そうさ捨すてたモンじゃねェ こんな出逢であいもあるぜ
夜よるが明あけたら またそれぞれ 走はしる

男おとこは胸むねにひとつの唄うたを抱だいて 道みちなき道みちも気侭きままな風かぜのように
男おとこは胸むねにひとつの唄うたを抱だいて 道みちなき道みちも気侭きままな風かぜのように
今夜こんや 此処ここで拾ひろった 俺達おれたちの唄うたを 連つれて行いけよ