夢のほとりで逢いましょう 歌詞 松たか子 ふりがな付

眠ねむれない夜よるは 夢ゆめをみるかわりに
記憶きおくをたどるよ

恋人こいびと同士どうしと 僕ぼくたちが呼よばれてた
眩まぶしい過去じかんへ

風かぜが揺ゆらすポートで 交かわしたキスと
あの約束やくそくを 忘わすれないよ いまも

夢ゆめのほとりで逢あいましょう
手てをのばしてもきっと あなたに届とどかない
それでも僕ぼくはひざを抱かかえ いつまでも
待まち続つづけていたよ

眠ねむれない夜よるは あなたも好すきだった
あの唄うたを聴きいてる

さよなら言いえずに 終おわった恋こいだから
思おもい出でにならない

やわらかなその頬ほおに 触ふれるたび知しった
あのぬくもりを 憶おぼえてるよ いまも

夢ゆめのほとりで逢あいましょう
話はなしかけてもきっと あなたは返事こたえない
それでもいいよ、笑顔えがおのまま そばにいて
それが幻影まぼろしでも・・・

いつかあなたを忘わすれ 誰だれかを愛あいすだろう
だけどあなたは僕ぼくにとって
永遠えいえんの恋人こいびとだから いつか

夢ゆめのほとりで逢あいましょう
振ふり返かえってもきっと あなたはもういない
まだ見みぬ明日あしたへ向むかって 歩あるき出だす
その勇気ゆうきを下ください

夢ゆめのほとりで逢あいましょう
叫さけんでみてもきっと あなたは返事こたえない
だから今夜こんや、もう少すこしだけ そばにいて
僕ぼくに朝あさが来くるまで