突然とつぜん田たんぼの真まん中なかに
現あらわれたUFOのように
揺ゆれる稲穂いなほがあまりにも
似合にあわない君きみが立たっていた
その時ときずっと解とけずにいた
謎なぞの答こたえが分わかった
好すきになる相手あいてがみんなと
僕ぼくは違ちがうんだと
普通ふつうに結婚けっこんして
子供こどもを何人なんにんか授さずかって
それ以外いがいは幸しあわせとは
誰だれも信しんじないようなこんな街まちで
僕ぼくのこの恋こいはどうやら
上手うまくいきそうにない
わかってる そんなこと
誰だれよりもわかっているさ
だけど譫言うわごとのように
心こころは君きみの名なを呼よぶから
ばれないように心こころの口くちを
必死ひっしに塞ふさいでいる
あまりに都会的とかいてきすぎる
雰囲気ふんいきが邪魔じゃましてか
彼女かのじょもできずに結局けっきょく
夏祭なつまつりに僕ぼくを誘さそった君きみ
さんざん遊あそんでじゃあねと
分わかれた後あと何故なぜか僕ぼくは
泣なきたい気持きもち収おさめようと
一人ひとりで神社じんじゃに寄よった
親おやを泣なかせることも
心こころに嘘うそをつくのも嫌いやなんだ
いっそ妖怪ようかいにでもなって君きみを
軒下のきしたからただ見みていたい
僕ぼくのこの恋こいはどうやら
上手うまくいきそうにない
わかってる だからといって
恋こいする気持きもちは消きえない
僕ぼくはモンスターのように
真夜中まよなかに一人ひとり抜ぬけ出だして
月明つきあかりの河原かわらで心こころの
口くちを塞ふさぐ手てをどける
恋こいしい人ひとの名前なまえを
遠慮えんりょがちに叫さけぶと
その声こえに風かぜが起おこり
ススキが隠かくすようにざわめきだす
僕ぼくのこの恋こいはどうやら
上手うまくいきそうにない
わかってる そんなこと
誰だれよりもわかっているさ
だけど譫言うわごとのように
心こころは君きみの名なを呼よぶから
ばれないように心こころの口くちを
必死ひっしに塞ふさいでいる
僕ぼくは軒下のきしたのモンスター
突然totsuzen田taんぼのnbono真maんn中nakaにni
現arawaれたretaUFOのようにnoyouni
揺yuれるreru稲穂inahoがあまりにもgaamarinimo
似合niaわないwanai君kimiがga立taっていたtteita
そのsono時tokiずっとzutto解toけずにいたkezuniita
謎nazoのno答kotaえがega分waかったkatta
好suきになるkininaru相手aiteがみんなとgaminnato
僕bokuはha違chigaうんだとundato
普通futsuuにni結婚kekkonしてshite
子供kodomoをwo何人nanninかka授sazuかってkatte
それsore以外igaiはha幸shiawaせとはsetoha
誰dareもmo信shinじないようなこんなjinaiyounakonna街machiでde
僕bokuのこのnokono恋koiはどうやらhadouyara
上手umaくいきそうにないkuikisouninai
わかってるwakatteru そんなことsonnakoto
誰dareよりもわかっているさyorimowakatteirusa
だけどdakedo譫言uwagotoのようにnoyouni
心kokoroはha君kimiのno名naをwo呼yoぶからbukara
ばれないようにbarenaiyouni心kokoroのno口kuchiをwo
必死hisshiにni塞fusaいでいるideiru
あまりにamarini都会的tokaitekiすぎるsugiru
雰囲気funikiがga邪魔jamaしてかshiteka
彼女kanojoもできずにmodekizuni結局kekkyoku
夏祭natsumatsuりにrini僕bokuをwo誘sasoったtta君kimi
さんざんsanzan遊asoんでじゃあねとndejaaneto
分waかれたkareta後ato何故nazeかka僕bokuはha
泣naきたいkitai気持kimoちchi収osaめようとmeyouto
一人hitoriでde神社jinjaにni寄yoったtta
親oyaをwo泣naかせることもkaserukotomo
心kokoroにni嘘usoをつくのもwotsukunomo嫌iyaなんだnanda
いっそisso妖怪youkaiにでもなってnidemonatte君kimiをwo
軒下nokishitaからただkaratada見miていたいteitai
僕bokuのこのnokono恋koiはどうやらhadouyara
上手umaくいきそうにないkuikisouninai
わかってるwakatteru だからといってdakaratoitte
恋koiするsuru気持kimoちはchiha消kiえないenai
僕bokuはhaモンスタmonsutaーのようにnoyouni
真夜中mayonakaにni一人hitori抜nuけke出daしてshite
月明tsukiaかりのkarino河原kawaraでde心kokoroのno
口kuchiをwo塞fusaぐgu手teをどけるwodokeru
恋koiしいshii人hitoのno名前namaeをwo
遠慮enryoがちにgachini叫sakeぶとbuto
そのsono声koeにni風kazeがga起oこりkori
ススキsusukiがga隠kakuすようにざわめきだすsuyounizawamekidasu
僕bokuのこのnokono恋koiはどうやらhadouyara
上手umaくいきそうにないkuikisouninai
わかってるwakatteru そんなことsonnakoto
誰dareよりもわかっているさyorimowakatteirusa
だけどdakedo譫言uwagotoのようにnoyouni
心kokoroはha君kimiのno名naをwo呼yoぶからbukara
ばれないようにbarenaiyouni心kokoroのno口kuchiをwo
必死hisshiにni塞fusaいでいるideiru
僕bokuはha軒下nokishitaのnoモンスタmonsutaー