髪かみに飾かざった あやめの花はなの
青あおが似合にあうと 言いったひと
涙なみだ岬みさきに 来きてみれば
熱あつい思おもい出で 忍しのび寄よる
秋あきがひとしお 身みにしみる
細ほそい私わたしを 両手りょうてでかかえ
草くさの褥しとねに 放ほうり出だす
涙なみだ岬みさきは 霧きりの中なか
燃もえる心こころを 秘ひめたまま
何処どこを見みつめる 乙女おとめ岩いわ
しがみついても 思おもいを遂とげる
強つよいおんなに なりたいの
ここであなたと 切きれたなら
悔くいを残のこすわ 一生いっしょうの
涙なみだ岬みさきに 夕陽ゆうひが落おちる
髪kamiにni飾kazaったtta あやめのayameno花hanaのno
青aoがga似合niaうとuto 言iったひとttahito
涙namida岬misakiにni 来kiてみればtemireba
熱atsuいi思omoいi出de 忍shinoびbi寄yoるru
秋akiがひとしおgahitoshio 身miにしみるnishimiru
細hosoいi私watashiをwo 両手ryouteでかかえdekakae
草kusaのno褥shitoneにni 放houりri出daすsu
涙namida岬misakiはha 霧kiriのno中naka
燃moえるeru心kokoroをwo 秘hiめたままmetamama
何処dokoをwo見miつめるtsumeru 乙女otome岩iwa
しがみついてもshigamitsuitemo 思omoいをiwo遂toげるgeru
強tsuyoいおんなにionnani なりたいのnaritaino
ここであなたとkokodeanatato 切kiれたならretanara
悔kuいをiwo残nokoすわsuwa 一生issyouのno
涙namida岬misakiにni 夕陽yuuhiがga落oちるchiru