行いく手てさえぎる 闇夜やみよがこわい
深ふかい谷間たにまに 流ながされて
のぞみはかなく 影かげかなし
見みえぬかがみの 姿すがたに泣ないて
暗くらいさだめの 旅たびの始はじまり
浮世うきよわびしい 奈落ならくの底そこへ
いっそ捨すてたい この命いのち
生いきて行いくには つらすぎる
灯あかりがほしい 叫さけんでみたが
夢ゆめもちりぢり 消きえゆくままに
人ひとにふまれて 恨うらんだことも
たえてしのんだ 手てさぐりの
旅路たびじはるかな うたのみち
作つくり笑顔えがおに なみだのちかい
晴はれて日ひのさす 男おとこの夜明よあけ
行iくku手teさえぎるsaegiru 闇夜yamiyoがこわいgakowai
深fukaいi谷間tanimaにni 流nagaされてsarete
のぞみはかなくnozomihakanaku 影kageかなしkanashi
見miえぬかがみのenukagamino 姿sugataにni泣naいてite
暗kuraいさだめのisadameno 旅tabiのno始hajimaりri
浮世ukiyoわびしいwabishii 奈落narakuのno底sokoへhe
いっそisso捨suてたいtetai このkono命inochi
生iきてkite行iくにはkuniha つらすぎるtsurasugiru
灯akaりがほしいrigahoshii 叫sakeんでみたがndemitaga
夢yumeもちりぢりmochirijiri 消kiえゆくままにeyukumamani
人hitoにふまれてnifumarete 恨uraんだこともndakotomo
たえてしのんだtaeteshinonda 手teさぐりのsagurino
旅路tabijiはるかなharukana うたのみちutanomichi
作tsukuりri笑顔egaoにni なみだのちかいnamidanochikai
晴haれてrete日hiのさすnosasu 男otokoのno夜明yoaけke