船ふねも着つかない 港みなとの夜よるは
はぐれかもめと わたしだけ
星ほしもねむかろ ねんねこ波止場はとば
幾いくつになっても 母かあさんの
背せが恋こいしい 子守唄こもりうた
父ちちをなくした 子供こどものために
母はははひとりで 生いきてきた
子守唄こもりうたさえ 浪曲ろうきょくまじり
苦労くろうをかさねた 母かあさんの
男おとこまさりの 子守唄こもりうた
母ははを残のこして お嫁よめにゆけば
泣ないてふるだろ 島しまの雨あめ
おなじ血ちだもの 別わかれはつらい
涙なみだこらえた 母かあさんの
心こころがつたわる 子守唄こもりうた
船funeもmo着tsuかないkanai 港minatoのno夜yoruはha
はぐれかもめとhagurekamometo わたしだけwatashidake
星hoshiもねむかろmonemukaro ねんねこnenneko波止場hatoba
幾ikuつになってもtsuninattemo 母kaaさんのsanno
背seがga恋koiしいshii 子守唄komoriuta
父chichiをなくしたwonakushita 子供kodomoのためにnotameni
母hahaはひとりでhahitoride 生iきてきたkitekita
子守唄komoriutaさえsae 浪曲roukyokuまじりmajiri
苦労kurouをかさねたwokasaneta 母kaaさんのsanno
男otokoまさりのmasarino 子守唄komoriuta
母hahaをwo残nokoしてshite おo嫁yomeにゆけばniyukeba
泣naいてふるだろitefurudaro 島shimaのno雨ame
おなじonaji血chiだものdamono 別wakaれはつらいrehatsurai
涙namidaこらえたkoraeta 母kaaさんのsanno
心kokoroがつたわるgatsutawaru 子守唄komoriuta