ひと足先あしさきに
信濃路しなのじを
秋あきの絵筆えふでが
伸のびていく
街道筋かいどうすじの
旅たびの宿やど
ひとり泊とまるも
もの悲かなし
女盛おんなざかりの
季節きせつは短みじかい
足踏あしぶみばかり
させないで
あなた恋こいしい
心こころも肌はだも
紅葉前線もみじぜんせん
はかなく燃もえる
十日とおかもすれば
こがらしが
冬ふゆの便たよりを
告つげていく
あなたが居いれば
俳句はいくでも
お酒さけ 片手かたてに
ふたつ みつ
無我むがの夢中むちゅうで
好すきになるのは
どうして いつも
女おんなだけ
あなた私わたしを
欲ほしいといって
紅葉前線もみじぜんせん
心こころにしみる
女盛おんなざかりの
季節きせつは短みじかい
足踏あしぶみばかり
させないで
あなた恋こいしい
心こころも肌はだも
紅葉前線もみじぜんせん
はかなく燃もえる
ひとhito足先ashisakiにni
信濃路shinanojiをwo
秋akiのno絵筆efudeがga
伸noびていくbiteiku
街道筋kaidousujiのno
旅tabiのno宿yado
ひとりhitori泊toまるもmarumo
ものmono悲kanaしshi
女盛onnazakaりのrino
季節kisetsuはha短mijikaいi
足踏ashibuみばかりmibakari
させないでsasenaide
あなたanata恋koiしいshii
心kokoroもmo肌hadaもmo
紅葉前線momijizensen
はかなくhakanaku燃moえるeru
十日tookaもすればmosureba
こがらしがkogarashiga
冬fuyuのno便tayoりをriwo
告tsuげていくgeteiku
あなたがanataga居iればreba
俳句haikuでもdemo
おo酒sake 片手katateにni
ふたつfutatsu みつmitsu
無我mugaのno夢中muchuuでde
好suきになるのはkininarunoha
どうしてdoushite いつもitsumo
女onnaだけdake
あなたanata私watashiをwo
欲hoしいといってshiitoitte
紅葉前線momijizensen
心kokoroにしみるnishimiru
女盛onnazakaりのrino
季節kisetsuはha短mijikaいi
足踏ashibuみばかりmibakari
させないでsasenaide
あなたanata恋koiしいshii
心kokoroもmo肌hadaもmo
紅葉前線momijizensen
はかなくhakanaku燃moえるeru