鼓動こどうがひとつになった
寝息ねいきを重かさねてみた
なにもかもが愛あいに馴染なじんでゆく
どちらともなくふたりは
同おなじ温度おんどになった
無音むおんの中なか
深ふかく包つつまれて
薄うすいインクを拭ふき取とるように
朝あさがページをめくる
少すこし冷さめかけた体からだが 愛あいの温度おんど計はかる
欲ほしいものを 欲ほしいと言いえる いまは
埋うめあえる ここだけは
優やさしさに離はなれたり さみしさに向むかったり
心こころはなぜ 生うまれ方かたが違ちがう
いつもここには 二人ふたりのままを
伝つたえる言葉ことばがある
僕ぼくらは朝あさに隠かくれて 愛あいの温度おんど計はかる
夢ゆめを巡めぐる毛布もうふのなかへ 君きみを
また迎むかえに行いこうか
それはきっと見みえなくて
それはずっと消きえなくて
ふたりだけが感かんじ合あえる
結むすび目めが ここに在ある
いつか僕ぼくが話はなした
あの歌うたのような空そらを見みてた
はじまりは…
鼓動kodouがひとつになったgahitotsuninatta
寝息neikiをwo重kasaねてみたnetemita
なにもかもがnanimokamoga愛aiにni馴染najiんでゆくndeyuku
どちらともなくふたりはdochiratomonakufutariha
同onaじji温度ondoになったninatta
無音muonのno中naka
深fukaくku包tsutsuまれてmarete
薄usuいiインクinkuをwo拭fuきki取toるようにruyouni
朝asaがgaペpeージjiをめくるwomekuru
少sukoしshi冷saめかけたmekaketa体karadaがga 愛aiのno温度ondo計hakaるru
欲hoしいものをshiimonowo 欲hoしいとshiito言iえるeru いまはimaha
埋uめあえるmeaeru ここだけはkokodakeha
優yasaしさにshisani離hanaれたりretari さみしさにsamishisani向muかったりkattari
心kokoroはなぜhanaze 生uまれmare方kataがga違chigaうu
いつもここにはitsumokokoniha 二人futariのままをnomamawo
伝tsutaえるeru言葉kotobaがあるgaaru
僕bokuらはraha朝asaにni隠kakuれてrete 愛aiのno温度ondo計hakaるru
夢yumeをwo巡meguるru毛布moufuのなかへnonakahe 君kimiをwo
またmata迎mukaえにeni行iこうかkouka
それはきっとsorehakitto見miえなくてenakute
それはずっとsorehazutto消kiえなくてenakute
ふたりだけがfutaridakega感kanじji合aえるeru
結musuびbi目meがga ここにkokoni在aるru
いつかitsuka僕bokuがga話hanaしたshita
あのano歌utaのようなnoyouna空soraをwo見miてたteta
はじまりはhajimariha…