春はるは一ひと夜よの桜はなの宴えん 浮世うきよの盃さかずき 花はなをつぎ
秋あきは楓かえでの舟ふねをだし 河流かりゅうの旅人たびびと 歌うたに読よむ
幾いく歳月としつきが過すぎゆくとも 人ひとはさみしい荒あれ野原のはら
わたしは風かぜ たったひと吹ふきで
いにしえを 舞まいあげて
わたしは風かぜ たったひと吹ふきで
心こころに彩あやをそえる
夏なつはまぶしい娘むすめ等らを 百合ゆりの香かおりに包つつみ込こみ
冬ふゆは紅べにさす恋こいの女ひと 風花かざはな一輪いちりん 簪かんざしに
想おもい焦こがれて時ときが熟じゅくすとも 人ひとは咲さかせる花はながない
わたしは風かぜ たったひと吹ふきで
いにしえを 舞まいあげて
わたしは風かぜ たったひと吹ふきで
心こころに彩あやをそえる
春haruはha一hito夜yoのno桜hanaのno宴en 浮世ukiyoのno盃sakazuki 花hanaをつぎwotsugi
秋akiはha楓kaedeのno舟funeをだしwodashi 河流karyuuのno旅人tabibito 歌utaにni読yoむmu
幾iku歳月toshitsukiがga過suぎゆくともgiyukutomo 人hitoはさみしいhasamishii荒are野原nohara
わたしはwatashiha風kaze たったひとtattahito吹fuきでkide
いにしえをinishiewo 舞maいあげてiagete
わたしはwatashiha風kaze たったひとtattahito吹fuきでkide
心kokoroにni彩ayaをそえるwosoeru
夏natsuはまぶしいhamabushii娘musume等raをwo 百合yuriのno香kaoりにrini包tsutsuみmi込koみmi
冬fuyuはha紅beniさすsasu恋koiのno女hito 風花kazahana一輪ichirin 簪kanzashiにni
想omoいi焦koがれてgarete時tokiがga熟jukuすともsutomo 人hitoはha咲saかせるkaseru花hanaがないganai
わたしはwatashiha風kaze たったひとtattahito吹fuきでkide
いにしえをinishiewo 舞maいあげてiagete
わたしはwatashiha風kaze たったひとtattahito吹fuきでkide
心kokoroにni彩ayaをそえるwosoeru