夕焼ゆうやけ小焼こやけ 雨あめが上あがるよ
夕食ゆうしょくの匂におい 通とおりに満みちてゆく
水みずたまりオレンジ トンボが通とおり過すぎる
あの子こがやって来くる足音あしおとがする
いつも一人ひとりポプラにもたれ
星座せいざをつないで 宇宙そらを見みてるみたい
僕ぼくが鳥とりになって君きみを乗のせたなら
赤あかい星ほしのあるさそり座ざを巡めぐろう
背中せなかでハシャいだ君きみは幾いくつもの
神々かみがみの悪戯いたずらな話はなしするでしょう
肌寒はだざむい日ひは僕ぼくを膝ひざにのせ
白しろいマフラーわけてくれたよね
近頃見ちかごろみかけないと淋さびしくなった頃ころ
見知みしらぬ誰だれかと手てをつないで来きた
僕ぼくの知しらない笑わらい声ごえがする
幸しあわせそうな君きみ 今日きょうの星ほしは遠とおい
君きみと話はなすこと 肩かたを寄よせること
夜よるに冷ひえた頬ほほ 包つつみ込こむこと
僕ぼくに出来できたなら 其処そこにいれたかな
もっともっと仲良なかよしで二人ふたりいれたよね
さよならさえ伝つたえられなくて
それでも僕ぼくは今日此処きょうここを出でてゆくよ
また素敵すてきな誰だれかに会あえるかな
気紛きまぐれで自由じゆうな暮くらし 僕ぼくは野良猫のらねこ
夕焼yuuyaけke小焼koyaけke 雨ameがga上aがるよgaruyo
夕食yuusyokuのno匂nioいi 通tooりにrini満miちてゆくchiteyuku
水mizuたまりtamariオレンジorenji トンボtonboがga通tooりri過suぎるgiru
あのano子koがやってgayatte来kuるru足音ashiotoがするgasuru
いつもitsumo一人hitoriポプラpopuraにもたれnimotare
星座seizaをつないでwotsunaide 宇宙soraをwo見miてるみたいterumitai
僕bokuがga鳥toriになってninatte君kimiをwo乗noせたならsetanara
赤akaいi星hoshiのあるさそりnoarusasori座zaをwo巡meguろうrou
背中senakaでdeハシャhasyaいだida君kimiはha幾ikuつものtsumono
神々kamigamiのno悪戯itazuraなna話hanashiするでしょうsurudesyou
肌寒hadazamuいi日hiはha僕bokuをwo膝hizaにのせninose
白shiroいiマフラmafuraーわけてくれたよねwaketekuretayone
近頃見chikagoromiかけないとkakenaito淋sabiしくなったshikunatta頃koro
見知mishiらぬranu誰dareかとkato手teをつないでwotsunaide来kiたta
僕bokuのno知shiらないranai笑waraいi声goeがするgasuru
幸shiawaせそうなsesouna君kimi 今日kyouのno星hoshiはha遠tooいi
君kimiとto話hanaすことsukoto 肩kataをwo寄yoせることserukoto
夜yoruにni冷hiえたeta頬hoho 包tsutsuみmi込koむことmukoto
僕bokuにni出来dekiたならtanara 其処sokoにいれたかなniiretakana
もっともっとmottomotto仲良nakayoしでshide二人futariいれたよねiretayone
さよならさえsayonarasae伝tsutaえられなくてerarenakute
それでもsoredemo僕bokuはha今日此処kyoukokoをwo出deてゆくよteyukuyo
またmata素敵sutekiなna誰dareかにkani会aえるかなerukana
気紛kimaguれでrede自由jiyuuなna暮kuらしrashi 僕bokuはha野良猫noraneko