そう言いって、無理むりやり笑顔えがおで「もういいんだよ…」
運命うんめいとか必然ひつぜんとか語かたりだした君きみの横よこ
何度なんども話はなしたこと、また繰くり返かえす
聞きこえないフリ クラスメイト、遠とおくからの「おめでとう!」
教科書きょうかしょと一緒いっしょにおいていくよ
そして思おもい出でになるだけ
ただそれだけ
これでホントに さよなら
「僕ぼくたちは夢ゆめを信しんじてたんじゃなくて、
夢見ゆめみることにあこがれてただけさ…。」
かっこつけて言いおうとして
途中とちゅうから聞きき取とれなくなった
これもいつか思おもい出でになるから、まあいいや
「負まけんなよ」 震ふるえる声こえ地球ちきゅうにむかって言いった
本当ほんとうは泣なくくらい悔くやしいくせに
まだ始はじまってもいない未来みらいに
ばいばい
1095日にちの すべてを込こめた
ノートをめくると見慣みなれた文字もじで
「負まけんなよ!」また君きみの落書らくがき。
すぐに目めをそむけた
そんな、人生じんせい最高さいこうの冗談じょうだんじゃない?
あーあ…
いつもの十字路じゅうじろ いつもどおり
「じゃあね、またね。ばいばい」
言いってくれるの待まって立たち尽つくすけど
聞きこえるのは沈黙ちんもくの音おと
さよならの代かわり
「負まけんなよ…、絶対ぜったい、負まけんなよ!」
これで本当ほんとうにさよなら、の前まえに
言いってくれないか
僕ぼくたちが信しんじた未来みらいは無駄むだじゃないよ、って
夢見ゆめみることは意味いみなくないよ、って
泣なかないでくれ 謝あやまらないでくれ
まるで世界せかいの終おわりがきたみたいに
だけど朝あさが来きて、明日あしたがやってきて
昨日きのうより少すこしおりこうさんになった 僕ぼくになるのかな
振ふり返かえらずに去さっていく君きみ
「ばいばい」
声こえもかけずに見過みすごした僕ぼく
「負まけんなよ…」
吐はき捨すてた家いえの前まえ
さよならばいばい
蹴飛けとばした石いしころは誰だれかの足あしに当あたって止とまった
そうsou言iってtte、無理muriやりyari笑顔egaoでde「もういいんだよmouiindayo…」
運命unmeiとかtoka必然hitsuzenとかtoka語kataりだしたridashita君kimiのno横yoko
何度nandoもmo話hanaしたことshitakoto、またmata繰kuりri返kaeすsu
聞kiこえないkoenaiフリfuri クラスメイトkurasumeito、遠tooくからのkukarano「おめでとうomedetou!」
教科書kyoukasyoとto一緒issyoにおいていくよnioiteikuyo
そしてsoshite思omoいi出deになるだけninarudake
ただそれだけtadasoredake
これでkoredeホントhontoにni さよならsayonara
「僕bokuたちはtachiha夢yumeをwo信shinじてたんじゃなくてjitetanjanakute、
夢見yumemiることにあこがれてただけさrukotoniakogaretetadakesa…。」
かっこつけてkakkotsukete言iおうとしてoutoshite
途中tochuuからkara聞kiきki取toれなくなったrenakunatta
これもいつかkoremoitsuka思omoいi出deになるからninarukara、まあいいやmaaiiya
「負maけんなよkennayo」 震furuえるeru声koe地球chikyuuにむかってnimukatte言iったtta
本当hontouはha泣naくくらいkukurai悔kuyaしいくせにshiikuseni
まだmada始hajiまってもいないmattemoinai未来miraiにni
ばいばいbaibai
1095日nichiのno すべてをsubetewo込koめたmeta
ノnoートtoをめくるとwomekuruto見慣minaれたreta文字mojiでde
「負maけんなよkennayo!」またmata君kimiのno落書rakugaきki。
すぐにsuguni目meをそむけたwosomuketa
そんなsonna、人生jinsei最高saikouのno冗談joudanじゃないjanai?
あaーあa…
いつものitsumono十字路juujiro いつもどおりitsumodoori
「じゃあねjaane、またねmatane。ばいばいbaibai」
言iってくれるのttekureruno待maってtte立taちchi尽tsuくすけどkusukedo
聞kiこえるのはkoerunoha沈黙chinmokuのno音oto
さよならのsayonarano代kaわりwari
「負maけんなよkennayo…、絶対zettai、負maけんなよkennayo!」
これでkorede本当hontouにさよならnisayonara、のno前maeにni
言iってくれないかttekurenaika
僕bokuたちがtachiga信shinじたjita未来miraiはha無駄mudaじゃないよjanaiyo、ってtte
夢見yumemiることはrukotoha意味imiなくないよnakunaiyo、ってtte
泣naかないでくれkanaidekure 謝ayamaらないでくれranaidekure
まるでmarude世界sekaiのno終oわりがきたみたいにwarigakitamitaini
だけどdakedo朝asaがga来kiてte、明日ashitaがやってきてgayattekite
昨日kinouよりyori少sukoしおりこうさんになったshiorikousanninatta 僕bokuになるのかなninarunokana
振fuりri返kaeらずにrazuni去saっていくtteiku君kimi
「ばいばいbaibai」
声koeもかけずにmokakezuni見過misuごしたgoshita僕boku
「負maけんなよkennayo…」
吐haきki捨suてたteta家ieのno前mae
さよならばいばいsayonarabaibai
蹴飛ketoばしたbashita石ishiころはkoroha誰dareかのkano足ashiにni当aたってtatte止toまったmatta