キミヨサラバ 歌詞 LM.C ふりがな付

君きみよ然しからば 旅立たびだつ成ならば 立たち止どまる事勿ことなかれ
固かた結むすびの秘ひめた決意けついに 水みずを差さす言葉ことばは見当みあたらない
たから責せめて 如何いかがか其その儘まま 思おもい止やむ事勿ことなかれ
過すぎる日々ひびに憂うれい募つのれば 覚悟かくごは軈やがて感傷かんしょうに為する

窓まどの外そとに流ながれて行いく景色けしきは 昨日きのうよりも少すこしだけ足速あしばやに
次つぎの季節きせつを迎むかえようとして居いる 其その扉とびらを開あけば 風立かぜだち吹ふき抜ぬける

永遠えいえんの後先あとさき 遠とおざかる其その影かげを 祈いのるように見送みおくる事ことしか出来できない
餞はなむけの代かわりに 責せめて此この歌声うたごえを 高たかい壁かべに心こころ挫くじけても眠ねむれる様ように

君きみよ然しからば 旅路たびじを行いけば 目的もくてきを見失みうしない
見知みしらぬ街まち 嘆なげき 苛立いらだち 孤独こどくを抱いだく事ことも在あるだろう
だけど責せめて 苦海くかいなれども 迷まよい病やむ事勿ことなかれ
願ねがう糸いとを手繰たぐり寄よせれば 理想りそうは時ときに現実げんじつと成なる

光陰こういん矢やの如ごとく 移うつり変かわる時代じだいの波打なみうち際ぎわ 足跡あしあとは残のこらない
雑踏ざっとうの中なかで誰だれが為ために鐘かねは鳴なる 其その瞼まぶたを閉とじれば 途惑とまどい行ゆき去さりぬ

万緑ばんりょくの太陽たいよう 解とけて行いく其その影かげに 気遣きづかわしく 手てを振ふる事ことさえ出来できない
餞はなむけの代かわりに 如何いかがか此この歌声うたごえを 通とおり雨あめに凍こごえない様ように

専心せんしん 恐おそる恐おそるでも 一歩いっぽ 踏ふみ出だせば 屹度きっと 違ちがう景色けしきに出で逢あえる筈はずさ

永遠えいえんの後先あとさき 焼やき付つけて其その姿すがた 宇宙うちゅうに昇のぼり 見守みまもり続つづける星ほしに成なる
餞はなむけの代かわりに 何時いつか此この歌声うたごえが 永ながい夜よるを切きり裂さく光ひかりに成なります様さまに
そして 願ねがいが叶かなう其その瞬間しゅんかんと共ともに在あれ