何なんにも知しらない事ことが
こんなにも悲かなしいなんて
知しらずにいたその事ことこそが
僕ぼくは悲かなしい
何なにもいらないとただ
こんなにも願ねがったところで
静しずかな日々ひびはなお残酷ざんこくに
時ときを刻きざむ
まだ間まに合あうだろか
取とり戻もどせるだろか
真まっ白しろな息いきを吐はきながら
一人ひとり夜明よあかしを待まつ
事実じじつを知しった今いま
少年しょうねんには戻もどれない
誰だれにも言いえない事ことが
こんなにも苦くるしいなんて
誰だれより君きみはただその事ことに
気付きづいていたんだな
何なにもかも手てに入いれたくて
がむしゃらに夢ゆめを追おう日々ひびに
失なくした物ものは輝かがやく汗あせと
夢ゆめそのもの
まだ進すすめるだろと
辿たどりつけるだろと
忘わすれかけてた君きみの声こえが
遠とおく背中せなかを押おす
君きみを残のこしたまま
故郷こきょうへは帰かえれない
夕焼ゆうやけ小こやけ 折おれそな心こころ
背中合せなかあわせの 影法師かげぼうし二ふたつ
事実じじつを知しった今いま
少年しょうねんには戻もどれない
君きみを残のこしたまま
故郷こきょうへは帰かえれない
何nanにもnimo知shiらないranai事kotoがga
こんなにもkonnanimo悲kanaしいなんてshiinante
知shiらずにいたそのrazuniitasono事kotoこそがkosoga
僕bokuはha悲kanaしいshii
何naniもいらないとただmoiranaitotada
こんなにもkonnanimo願negaったところでttatokorode
静shizuかなkana日々hibiはなおhanao残酷zankokuにni
時tokiをwo刻kizaむmu
まだmada間maにni合aうだろかudaroka
取toりri戻modoせるだろかserudaroka
真maっxtu白shiroなna息ikiをwo吐haきながらkinagara
一人hitori夜明yoakashiをwo待maつtsu
事実jijitsuをwo知shiったtta今ima
少年syounenにはniha戻modoれないrenai
誰dareにもnimo言iえないenai事kotoがga
こんなにもkonnanimo苦kuruしいなんてshiinante
誰dareよりyori君kimiはただそのhatadasono事kotoにni
気付kiduいていたんだなiteitandana
何naniもかもmokamo手teにni入iれたくてretakute
がむしゃらにgamusyarani夢yumeをwo追oうu日々hibiにni
失naくしたkushita物monoはha輝kagayaくku汗aseとto
夢yumeそのものsonomono
まだmada進susuめるだろとmerudaroto
辿tadoりつけるだろとritsukerudaroto
忘wasuれかけてたrekaketeta君kimiのno声koeがga
遠tooくku背中senakaをwo押oすsu
君kimiをwo残nokoしたままshitamama
故郷kokyouへはheha帰kaeれないrenai
夕焼yuuyaけke小koやけyake 折oれそなresona心kokoro
背中合senakaaわせのwaseno 影法師kageboushi二futaつtsu
事実jijitsuをwo知shiったtta今ima
少年syounenにはniha戻modoれないrenai
君kimiをwo残nokoしたままshitamama
故郷kokyouへはheha帰kaeれないrenai