呪文じゅもんにも似にた口くちずさむ弱音よわね
蝋燭ろうそくの火ひがぼんやりと滲にじみ
消きえそうに揺ゆらぎ少年しょうねんが不安ふあんげに映うつる
『もういいかな?』
そっと息いきをふく
人ひとは哀かなしい、弱よわいモノですね
それでも人ひとでありたいと願ねがうから
傷きずつくとわかってるのにな
刹那せつなに光ひかる蛍火ほたるびの中なか
すぐ消きえるから必死ひっしに覚おぼえた
連続れんぞくする一瞬いっしゅんの想おもい
夏なつの終おわり、片想かたおもう夜よる
掴つかめそうで決けっして掴つかめない
生いきるって不思議ふしぎ
知しらずに手てをのばす
消きえそうに揺ゆらぐ少年しょうねんが不安ふあんげに笑わらう
『まだ早はやいかな?』
そっと火ひを燈ともす
はかなくもろいな
初はじめての
人ひとは哀かなしい、弱よわいモノですね
それでも人ひとでありたいと願ねがうから
傷きずつくとわかってたのにな
刹那せつなに光ひかる蛍火ほたるびの中なか
すぐ消きえるから必死ひっしに覚おぼえた
君きみに恋焦こいこがれるこの想おもい
君きみの手てを握にぎれなかったんだ
刹那せつなに光ひかる蛍火ほたるびの中なか
すぐ消きえるから必死ひっしに覚おぼえた
変かわらないで君きみへの想おもい
夏なつの終おわり、片想かたおもう夜よる
呪文jumonにもnimo似niたta口kuchiずさむzusamu弱音yowane
蝋燭rousokuのno火hiがぼんやりとgabonyarito滲nijiみmi
消kiえそうにesouni揺yuらぎragi少年syounenがga不安fuanげにgeni映utsuるru
『もういいかなmouiikana?』
そっとsotto息ikiをふくwofuku
人hitoはha哀kanaしいshii、弱yowaいiモノmonoですねdesune
それでもsoredemo人hitoでありたいとdearitaito願negaうからukara
傷kizuつくとわかってるのになtsukutowakatterunonina
刹那setsunaにni光hikaるru蛍火hotarubiのno中naka
すぐsugu消kiえるからerukara必死hisshiにni覚oboえたeta
連続renzokuするsuru一瞬issyunのno想omoいi
夏natsuのno終oわりwari、片想kataomoうu夜yoru
掴tsukaめそうでmesoude決kextuしてshite掴tsukaめないmenai
生iきるってkirutte不思議fushigi
知shiらずにrazuni手teをのばすwonobasu
消kiえそうにesouni揺yuらぐragu少年syounenがga不安fuanげにgeni笑waraうu
『まだmada早hayaいかなikana?』
そっとsotto火hiをwo燈tomoすsu
はかなくもろいなhakanakumoroina
初hajiめてのmeteno
人hitoはha哀kanaしいshii、弱yowaいiモノmonoですねdesune
それでもsoredemo人hitoでありたいとdearitaito願negaうからukara
傷kizuつくとわかってたのになtsukutowakattetanonina
刹那setsunaにni光hikaるru蛍火hotarubiのno中naka
すぐsugu消kiえるからerukara必死hisshiにni覚oboえたeta
君kimiにni恋焦koikoがれるこのgarerukono想omoいi
君kimiのno手teをwo握nigiれなかったんだrenakattanda
刹那setsunaにni光hikaるru蛍火hotarubiのno中naka
すぐsugu消kiえるからerukara必死hisshiにni覚oboえたeta
変kaわらないでwaranaide君kimiへのheno想omoいi
夏natsuのno終oわりwari、片想kataomoうu夜yoru