蛇口じゃぐちからこぼれる 滴しずくを集あつめてみる
大おおきなバケット 時間じかんをかけて 溢あふれ出だすまでいっぱい
こうして満みたされたバケット ひっくり返かえしたような雨あめ
傘かささしながら 身構みがまえてみても あっさりびっしょりずぶ濡ぬれ
だけどなんだかふさいでた気持きもち 溶とけるように流ながれてく
軽かろやかな気持きもちから 遠とおく見みえ始はじめてる
僕ぼくらはとてつもない世界せかい 産うみ落おとされて生いき死しにゆけるから
ちっぽけな僕ぼくらの想おもいでも かき集あつめたなら いつかそのバケットを
満みたせることになる
みるく色いろの空そらが 君きみを怯おびえさせるの?
切せつなさとか 捨すてなきゃいけないものたちが増ふえているの?
誰だれにでもある普通ふつうの朝あさ 時間じかんがゆっくり流ながれて
優やさしく吹ふくそよ風かぜ なまり色いろ突つき抜ぬけて
バケットが溢あふれゆくまでは 伝つたえ続つづけてく 願ねがい続つづけてみる
僕ぼくらのちっぽけな想おもいを かき集あつめたなら いつかそのバケットを
満みたして溢あふれる
バケットが満みたされたとして
だけど役やくには立たたないかもしれない
それなら 文字通もじどおりだけど また水みずに流ながそう
いっそひっくり返かえしてしまえば いいかもね
『いつか』まで 待まってる
蛇口jaguchiからこぼれるkarakoboreru 滴shizukuをwo集atsuめてみるmetemiru
大ooきなkinaバケットbaketto 時間jikanをかけてwokakete 溢afuれre出daすまでいっぱいsumadeippai
こうしてkoushite満miたされたtasaretaバケットbaketto ひっくりhikkuri返kaeしたようなshitayouna雨ame
傘kasaさしながらsashinagara 身構migamaえてみてもetemitemo あっさりびっしょりずぶassaribissyorizubu濡nuれre
だけどなんだかふさいでたdakedonandakafusaideta気持kimoちchi 溶toけるようにkeruyouni流nagaれてくreteku
軽karoやかなyakana気持kimoちからchikara 遠tooくku見miえe始hajiめてるmeteru
僕bokuらはとてつもないrahatotetsumonai世界sekai 産uみmi落oとされてtosarete生iきki死shiniゆけるからyukerukara
ちっぽけなchippokena僕bokuらのrano想omoいでもidemo かきkaki集atsuめたならmetanara いつかそのitsukasonoバケットbakettoをwo
満miたせることになるtaserukotoninaru
みるくmiruku色iroのno空soraがga 君kimiをwo怯obiえさせるのesaseruno?
切setsuなさとかnasatoka 捨suてなきゃいけないものたちがtenakyaikenaimonotachiga増fuえているのeteiruno?
誰dareにでもあるnidemoaru普通futsuuのno朝asa 時間jikanがゆっくりgayukkuri流nagaれてrete
優yasaしくshiku吹fuくそよkusoyo風kaze なまりnamari色iro突tsuきki抜nuけてkete
バケットbakettoがga溢afuれゆくまではreyukumadeha 伝tsutaえe続tsuduけてくketeku 願negaいi続tsuduけてみるketemiru
僕bokuらのちっぽけなranochippokena想omoいをiwo かきkaki集atsuめたならmetanara いつかそのitsukasonoバケットbakettoをwo
満miたしてtashite溢afuれるreru
バケットbakettoがga満miたされたとしてtasaretatoshite
だけどdakedo役yakuにはniha立taたないかもしれないtanaikamoshirenai
それならsorenara 文字通mojidooりだけどridakedo またmata水mizuにni流nagaそうsou
いっそひっくりissohikkuri返kaeしてしまえばshiteshimaeba いいかもねiikamone
『いつかitsuka』までmade 待maってるtteru