否定のレクイエム 歌詞 Team K(AKB48) ふりがな付

それは 真まっ青さおに
よく晴はれた午後ごごで
悲かなしみの微塵みじんもない
5月がつだった

血相けっそうを変かえて
教師きょうしが伝つたえる
報しらせには
聞ききなれない
不吉ふきつな言葉ことば

窓まどの外そと 糸いとの切きれた
風船ふうせんがふわふわと浮うかびながら
天てんへ続つづく
空そらを迷まよう

彼女かのじょが鳥とりになった日ひ
誰だれかが泣なき出だし
現実げんじつ 引ひき戻もどされて
心こころが震ふるえた
彼女かのじょが鳥とりになった日ひ
何なにかの間違まちがい
私わたしはただ首くびを振ふり
否定ひていのレクイエム

あれから 時ときは
3年ねんも流ながれ
この世よにはいない友ともを
受うけ入いれられた

彼女かのじょは きっと
自由じゆうを選えらんで
羽根はね広ひろげ
海うみを渡わたる
夢ゆめの彼方かなた

運命うんめいは風かぜのように
しあわせとふしあわせ
一緒いっしょに運はこぶ
神かみの道みちと
教おしえられた

彼女かのじょが遺のこしたものは
命いのちの尊とうとさ
生いきてるこの瞬間しゅんかんを
大事だいじにすること
彼女かのじょが遺のこしたものは
心こころの在あり方かた
時々ときどき 空そらを見上みあげて
涙なみだのレクイエム

彼女かのじょが鳥とりになった日ひ
何なにかの間違まちがい
私わたしはただ首くびを振ふり
否定ひていのレクイエム

彼女かのじょが遺のこしたものは
命いのちの尊とうとさ
生いきてるこの瞬間しゅんかんを
大事だいじにすること
彼女かのじょが遺のこしたものは
明日あしたの青空あおぞら
死しんだらダメということ
否定ひていのレクイエム