「私わたしは冬ふゆが好すき 言葉ことばが白しろく目めに見みえるから」
そう言いった君きみの隣となり ひねくれ者ものは思おもう
ああそうかこんな風ふうに 空そらに上あがって消きえちゃうから
うつむいたままの君きみにまっすぐ伝つたわらなかったのか
今君いまきみを抱だき寄よせて大丈夫だいじょうぶって言いえたら何なにかが変かわるだろうか
見下みおろした街まちと見上みあげた星空ほしぞらだけじゃ塗ぬりつぶせないだろうか
伸のばしかけた腕うでに君きみは気付きづいてるかな
僕ぼくがいいだなんて君きみは言いわないかな
でも
僕ぼくでいいくらいは言いわせてみたいのさ
僕ぼくらが生いきてくこの大おおきな川かわの流ながれに飲のみ込こまれた 君きみの流ながしたひとしずくもすくいとるから
たたかわせてよ僕ぼくを その迷まよいと僕ぼくを
踏ふみ出だせないままで名付なづけた最後さいごの一歩いっぽは きっと最初さいしょの一歩いっぽなんだよ
私わたしは冬ふゆが好すき
今君いまきみを抱だき寄よせて大丈夫だいじょうぶって言いえたら何なにかが変かわるだろうか
見下みおろした街まちと見上みあげた星空ほしぞらだけじゃ塗ぬりつぶせないだろうか
揺ゆれながら近ちかづいたバツだってうけるよ 僕ぼくはここにいるから
少すこし遠回とおまわしに なるべく素直すなおに言いうよ 次つぎの春はるにでも
私わたしは冬ふゆが好すき
僕ぼくは君きみが
「私watashiはha冬fuyuがga好suきki 言葉kotobaがga白shiroくku目meにni見miえるからerukara」
そうsou言iったtta君kimiのno隣tonari ひねくれhinekure者monoはha思omoうu
ああそうかこんなaasoukakonna風fuuにni 空soraにni上aがってgatte消kiえちゃうからechaukara
うつむいたままのutsumuitamamano君kimiにまっすぐnimassugu伝tsutaわらなかったのかwaranakattanoka
今君imakimiをwo抱daきki寄yoせてsete大丈夫daijoubuってtte言iえたらetara何naniかがkaga変kaわるだろうかwarudarouka
見下mioろしたroshita街machiとto見上miaげたgeta星空hoshizoraだけじゃdakeja塗nuりつぶせないだろうかritsubusenaidarouka
伸noばしかけたbashikaketa腕udeにni君kimiはha気付kiduいてるかなiterukana
僕bokuがいいだなんてgaiidanante君kimiはha言iわないかなwanaikana
でもdemo
僕bokuでいいくらいはdeiikuraiha言iわせてみたいのさwasetemitainosa
僕bokuらがraga生iきてくこのkitekukono大ooきなkina川kawaのno流nagaれにreni飲noみmi込koまれたmareta 君kimiのno流nagaしたひとしずくもすくいとるからshitahitoshizukumosukuitorukara
たたかわせてよtatakawaseteyo僕bokuをwo そのsono迷mayoいとito僕bokuをwo
踏fuみmi出daせないままでsenaimamade名付naduけたketa最後saigoのno一歩ippoはha きっとkitto最初saisyoのno一歩ippoなんだよnandayo
私watashiはha冬fuyuがga好suきki
今君imakimiをwo抱daきki寄yoせてsete大丈夫daijoubuってtte言iえたらetara何naniかがkaga変kaわるだろうかwarudarouka
見下mioろしたroshita街machiとto見上miaげたgeta星空hoshizoraだけじゃdakeja塗nuりつぶせないだろうかritsubusenaidarouka
揺yuれながらrenagara近chikaづいたduitaバツbatsuだってうけるよdatteukeruyo 僕bokuはここにいるからhakokoniirukara
少sukoしshi遠回toomawaしにshini なるべくnarubeku素直sunaoにni言iうよuyo 次tsugiのno春haruにでもnidemo
私watashiはha冬fuyuがga好suきki
僕bokuはha君kimiがga