フィラメント 歌詞 cali≠gari ふりがな付

薄汚うすよごれたネオンの看板かんばん きれいだね
どこもかしこも光ひかりがドレス
夜よるを売うり飛とばして
夜よるを買かい散ちらかして
焼やき尽つくされそうな夜よるのフィラメント

良いい事こと 悪わるい事こと すべてが極彩色ごくさいしょくで
今日きょうも今日きょうとて光ひかりがドレス
何なにかを手てに入いれる為ために何なにかを捨すてて
言葉ことばには出ださない だけどわかる 気きがついた
そうして身みも心こころも夜よるになっちゃって
強つよく生いきるんでしょう？
眠ねむらない夜よるに

夜毎よごと 夜毎よごと 咲さき乱みだれます
人ひとの夢ゆめは儚はかないのです
咲さいて散ちるか？
散ちって舞まおうか？

薄汚うすよごれたネオンの看板かんばん きれいだね
どこもかしこも光ひかりがドレス
愛あいを語かたる狩人かりうどの群むれ
しゃがれた声こえで微笑ほほえむ女神めがみ
ふやけた指ゆびで魔法まほうを使つかう天使てんし
知しってるかい？
眩まぶしい夜よるのフィラメント

だからわかる 気きがついた
どっからどこまでが夜よるになっちゃったって
強つよく生いきるんでしょう？
眠ねむらない夜よるに
終おわりのない夜よるに

夜毎よごと 夜毎よごと 咲さき乱みだれます
人ひとの夢ゆめは儚はかないのです
咲さいて散ちるか？
散ちって舞まおうか？

酒さけを浴あびて 身体にくを喰くらう
色いろも欲よくも金かねも自由じゆう
暗くらい 暗くらい
街まちを照てらす夜よるのフィラメント
せめて燃もえ尽つきるまで

夢ゆめも絶望ぜつぼうも等ひとしきと歓楽街かんらくがい
尽つきぬ欲望よくぼうはフィラメント