扉とびらを開あけたら
雨あめの中なかの自転車じてんしゃ
古ふるい写真しゃしんに見みつめられたら
動うごけない
僕ぼくを責せめた人ひと
レンズをしぼりながら
心こころの中なかに粉まぎれ込こんだまま
白しろになる
ああ 桜散さくらちる 門もんをぬけて
母ははの手てを引ひく 走はしる
僕ぼくはあの日ひの靴くつをぬいで
風かぜを添そえた 色いろを添そえた
景色けしきの中なか
やがて君きみと
この部屋へやに帰かえって行いく
肩かたの温ぬくもりの
横よこに君きみが居いるけど
なにかひとつは
抱かかえてるもの 同おなじだね
近ちかづく明日あしたと
遠とおざかる昨日きのうと
同おなじところに
辿たどり着つくような……
なら歩あるこう
ああ 折おり紙がみのやさしさで
愛あいを感かんじて行いける
失なくした物ものは何なにもないよ
風かぜを添そえた 色いろを添そえた
景色けしきの中なか
いつもふたり
この部屋へやで 糸いとをつなぐ
僕ぼくの幼おさない日ひの夢ゆめを
君きみと訪たずねたなら
もっと君きみを もっと僕ぼくを
もっと好すきになる
僕ぼくの幼おさない日ひの夢ゆめを
君きみと訪たずねたなら
水みずの部屋へやで今いまを見みてる
やがて君きみと この部屋へやに
帰かえって行いく
扉tobiraをwo開aけたらketara
雨ameのno中nakaのno自転車jitensya
古furuいi写真syashinにni見miつめられたらtsumeraretara
動ugoけないkenai
僕bokuをwo責seめたmeta人hito
レンズrenzuをしぼりながらwoshiborinagara
心kokoroのno中nakaにni粉magiれre込koんだままndamama
白shiroになるninaru
ああaa 桜散sakurachiるru 門monをぬけてwonukete
母hahaのno手teをwo引hiくku 走hashiるru
僕bokuはあのhaano日hiのno靴kutsuをぬいでwonuide
風kazeをwo添soえたeta 色iroをwo添soえたeta
景色keshikiのno中naka
やがてyagate君kimiとto
このkono部屋heyaにni帰kaeってtte行iくku
肩kataのno温nukuもりのmorino
横yokoにni君kimiがga居iるけどrukedo
なにかひとつはnanikahitotsuha
抱kakaえてるものeterumono 同onaじだねjidane
近chikaづくduku明日ashitaとto
遠tooざかるzakaru昨日kinouとto
同onaじところにjitokoroni
辿tadoりri着tsuくようなkuyouna……
ならnara歩aruこうkou
ああaa 折oりri紙gamiのやさしさでnoyasashisade
愛aiをwo感kanじてjite行iけるkeru
失naくしたkushita物monoはha何naniもないよmonaiyo
風kazeをwo添soえたeta 色iroをwo添soえたeta
景色keshikiのno中naka
いつもふたりitsumofutari
このkono部屋heyaでde 糸itoをつなぐwotsunagu
僕bokuのno幼osanaいi日hiのno夢yumeをwo
君kimiとto訪tazuねたならnetanara
もっとmotto君kimiをwo もっとmotto僕bokuをwo
もっとmotto好suきになるkininaru
僕bokuのno幼osanaいi日hiのno夢yumeをwo
君kimiとto訪tazuねたならnetanara
水mizuのno部屋heyaでde今imaをwo見miてるteru
やがてyagate君kimiとto このkono部屋heyaにni
帰kaeってtte行iくku