アカシアは
アカシアは
おまえの花はなと
名なづけたよ
面影匂おもかげにおう
可愛かわいいやつよ
男おとこごころを
熱あつくして
大事だいじに育そだてた
恋こいだった
アカシアの
アカシアの
せつない夜よるに
身みを焦こがし
わたしを抱だいて
ほしいと云いって
酔よった目めをして
泣ないたやつ
恨うらんでいるだろ
この俺おれを
アカシアに
アカシアに
晩夏ばんかの雨あめが
降ふりしきる
おまえの愛あいに
いやされてきた
俺おれのむかしの
古傷ふるきずが
冷つめたい日暮ひぐれに
また疼うずく
アカシアakashiaはha
アカシアakashiaはha
おまえのomaeno花hanaとto
名naづけたよduketayo
面影匂omokagenioうu
可愛kawaiいやつよiyatsuyo
男otokoごころをgokorowo
熱atsuくしてkushite
大事daijiにni育sodaてたteta
恋koiだったdatta
アカシアakashiaのno
アカシアakashiaのno
せつないsetsunai夜yoruにni
身miをwo焦koがしgashi
わたしをwatashiwo抱daいてite
ほしいとhoshiito云iってtte
酔yoったtta目meをしてwoshite
泣naいたやつitayatsu
恨uraんでいるだろndeirudaro
このkono俺oreをwo
アカシアakashiaにni
アカシアakashiaにni
晩夏bankaのno雨ameがga
降fuりしきるrishikiru
おまえのomaeno愛aiにni
いやされてきたiyasaretekita
俺oreのむかしのnomukashino
古傷furukizuがga
冷tsumeたいtai日暮higuれにreni
またmata疼uzuくku