バスはゆらり揺ゆれながら夜よるの街まちを出でる
追おわれるように飛とび乗のったままで
知しらない場所ばしょへとひた走はしる
闇やみの向むこうの景色けしきをただ追おっていくだけ
置おいて来きた君きみを思おもい出ださぬよう
夜よるの輪郭りんかくを目めでなぞる
今いまや僕ぼくの行いく末すえはこの道みちだけが知しっている
手ての鳴なる方ほうへと歩あるく子供こどものように
光誘ひかりさそう方ほうへ ひたすら走はしるのさ
行いき着つく先さきには何なにかが待まつはずさ
僕ぼくが僕ぼくでいられるように止とまらないで
代かわり映ばえのない日々ひびをただ繰くり返かえしてた
適当てきとうに頷うなづいて適当てきとうに話はなして
君きみは今頃何いまごろなにをしてるかなぁ
くだらなく笑わらえたらそれこそが幸しあわせ
そうか、いつも変かわらない声こえがずっと
響ひびいているなら
明あかり灯ともる方ほうへ 君きみが待まつ街まちへと
今いますぐ飛とび出だしてこのまま引ひき返かえすんだ
君きみに会あえたらまずなんて言いおうかな
そうさ! 明あかり灯ともる方ほうへひたすら向むかうのさ
たどり着ついた先さきには笑顔えがおが待まっているから
僕ぼくが僕ぼくでいられるのはそこしかない
バスbasuはゆらりhayurari揺yuれながらrenagara夜yoruのno街machiをwo出deるru
追oわれるようにwareruyouni飛toびbi乗noったままでttamamade
知shiらないranai場所basyoへとひたhetohita走hashiるru
闇yamiのno向muこうのkouno景色keshikiをただwotada追oっていくだけtteikudake
置oいてite来kiたta君kimiをwo思omoいi出daさぬようsanuyou
夜yoruのno輪郭rinkakuをwo目meでなぞるdenazoru
今imaやya僕bokuのno行iくku末sueはこのhakono道michiだけがdakega知shiっているtteiru
手teのno鳴naるru方houへとheto歩aruくku子供kodomoのようにnoyouni
光誘hikarisasoうu方houへhe ひたすらhitasura走hashiるのさrunosa
行iきki着tsuくku先sakiにはniha何naniかがkaga待maつはずさtsuhazusa
僕bokuがga僕bokuでいられるようにdeirareruyouni止toまらないでmaranaide
代kaわりwari映baえのないenonai日々hibiをただwotada繰kuりri返kaeしてたshiteta
適当tekitouにni頷unaduいてite適当tekitouにni話hanaしてshite
君kimiはha今頃何imagoronaniをしてるかなぁwoshiterukanaa
くだらなくkudaranaku笑waraえたらそれこそがetarasorekosoga幸shiawaせse
そうかsouka、いつもitsumo変kaわらないwaranai声koeがずっとgazutto
響hibiいているならiteirunara
明aかりkari灯tomoるru方houへhe 君kimiがga待maつtsu街machiへとheto
今imaすぐsugu飛toびbi出daしてこのままshitekonomama引hiきki返kaeすんだsunda
君kimiにni会aえたらまずなんてetaramazunante言iおうかなoukana
そうさsousa! 明aかりkari灯tomoるru方houへひたすらhehitasura向muかうのさkaunosa
たどりtadori着tsuいたita先sakiにはniha笑顔egaoがga待maっているからtteirukara
僕bokuがga僕bokuでいられるのはそこしかないdeirarerunohasokoshikanai